Live Report 6/14 at Fukuoka Blue Note

piano : oscar peterson

bass : niels henning orsted pedersen

guitar : ulf wakenius

drums : martin drew

 

 行くのが遅れ、正面の席がとれず。端っこの席になってしまった。というか、開演が少し早かった気がする。カルテットの演奏のはずだが、まず3人が出てきた。oscar petersonはその中にはいないようだ。どうしたんだろう、と思っていると、大きな拍手とともにoscar petersonが・・車椅子に乗って登場。ピアノの前まで来ると立ちあがり、ピアノに手をついてよっこらせといった具合にピアノの前に座った。演奏が始まるともう車椅子がどうだなんてことはすっかり忘れてしまっていた。確かに若い日の演奏と比べると鮮明に動ききっていない指がそこにはあるのだが、彼の伝えるスイングには何の衰えもなかった。

 演奏した曲はfalling in love with loveに始まり、reunion bluesや自由への賛歌など。niels pedersenは相変わらずだった。一番残念だったのは、ペデルセンが見える場所に座れなかったということ。satin dollのアレンジは例のやつで、なんだかこういうことを言うのは恥ずかしいが、聞き覚えのあるフレーズが目の前にあるピアノから聞こえてきていると思うと興奮を抑え切れなかった。