Chick Corea
Armando anthony “Chick” Coreaは1941年6月12日にMassachusetts州Chelseaで生まれた。シチリア人、スペイン人の家系である。父は1930-1940年代にBostonでディキシーランドジャズバンドで活動していたトランぺッターである。父に4歳の時ピアノを勧められて初め、ジャズ音楽に囲まれて育った。幼いころにDizzy Gillespie、Charlie Parker、Bud Powell、Horace Silver、Lester Youngらビバップ・ミュージシャンに影響を受けたという。また、8歳の時にドラムも始め、後のピアノ奏法に影響したという。
ピアノは独学で技術を磨き、8歳の時からピアニストSalvatore Sulloにレッスンとともに大きな影響を受けた。彼はChick Coreaにクラシック音楽も紹介し、作曲への関心を深める手助けとなった。
父より黒いタキシードを与えられ、ハイスクール時代から演奏活動を始めた。当時はHerb Pomeroyのバンドを聴くのが楽しみであり、地元のジャズクラブでHoracd Silverの曲を演奏していた。
Columbia Universityに1ヶ月、半年間Juilliard Schoolで音楽を学んだ後、New yorkへ移った。Juilliard UniversityのPeter Schickeleは「今まで教えた中で一番出来た教え子だった」と話したという。
プロとしては1960年代にBlue Mitchell、Herbie Mann、Willie Bobo、Mongo Santamariaらとの共演から始まった。初期の録音としてはBlue Mitchellの”The Thing to Do”、1966年に録音した初リーダー作”Tones for Joan’s Bones”がある。また、Stan Getzの”Sweet Rain”にも参加している。
1968年より1971年にかけてはアヴァンギャルド音楽を手掛ける。1968年にはHerbie Hancockを退けMiles Davisの”Bitches Brew”、”Filles de Kilimanjaro”、”In a Silent Way”に参加した。コンサートでは、Miles davisのリズムセクションであったDave Holland、Jack DeJohnetteとともにfree improvisationとrock musicを融合した音楽を行った。当時はFender Rhodesを試用していた。
Miles Davisのバンドは1970年まで続き、1970年から1971年にはDave HollandとともにCircleというフリージャズバンドを結成し活動した。このバンドにはAnthony Braxton、Barry Altschulらが在籍した。
1970年になると、crossover jazz fusionと呼ばれるスタイルで活動するようになり、1971年にReturn to Foreverを結成、rockというよりは電子楽器を用いたブラジルやスペイン系アメリカ人の音楽スタイルで、このバンドにはFlora Purim、Joe Farrell、Airto Moreira、stanly Clarke、Tony Williamsらも参加した。”Spain”は1972年にアルバム”Light as a Feather”で初めて録音された。
1970年代よりGary Burtonとのデュオでの活動を行うようになり、1972年に”Crystal Silence”を発表した。同時期にHerbie Hancockとのデュオライブでのライブアルバムも作成している。
その後はChick Corea Elektric Band、Akoustic Band、Originなどのバンドを結成し、活動している。
参考文献: Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/Chick_Corea)
play
CD
1,spain | 2,even from me |
3,autumn leaves | 4,blues connotation |
5,'round midnight | 6,blue bossa |
piano : chick corea / vocal : bobby mcferrin
recorded June 23, 1990 / blue note
A.R.C
chick corea akoustic band
now he songs, now he sobs
paint the world
chick corea / gary burton in concert, zurich, october 28, 1979
サイドメン作
the thing to do / blue mitchell