Tommy Flanagan
Tommy Flanagan (本名Thomas Lee Flanagan)は1930年3月16日にMichigan州Detroitに生まれた。父はギタリスト、母はピアニストであり、5歳でクラリネット、11歳でピアノを始めた。
1945年に15歳でプロ・デビューを果たし、1945年にはDexter Gordonのバンド、1946年から2年間はLacky TompsonのバンドやMilt Jacksonのバンドに活動していた。1950年代はSonny RollinsやMiles Davis、John Coletraneのサイドメンとして活躍した。
1957年にTommy Flanagan Trioとして初リーダーアルバムを録音した。
1960年代初頭は、コールマン・ホーキンスのカルテットで活動した。
1960年のJohn Coltrane "Giant Steps"における演奏に不満があり、後に自らのトリオアルバム"Giant Steps"(1982年)を録音するに至ったという逸話がある。
1963年から1965年、1968年から1978年はElla
Fitzgeraldの伴奏として同行した。
1975年よりリーダー作品を続々発表するとともにTal
Farlow、Red Mitchellとトリオを結成(Tal Farlowのドキュメンタリー"Talmage Farlow"において、このトリオの演奏映像が見られる)、また、1978年にはLeggie
Workman、Joe ChambersとSuper Jazz Trioを結成した。
グループとして2回、ソロで2回、計4回のグラミー賞選出を受けた。
2001年11月16年に動脈瘤とその合併症のためNew York Cityで亡くなった。
日本人作家、村上春樹の短編『偶然の旅人(英代:Chance Encounter)』において、その演奏が描写されている。
参考文献:Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/Tommy_Flanagan)
生 前、福岡中洲トロンボーンクラブを訪れた際、店の主人が振舞った酒に対し、同行していたLewis Nashが「病み上がりに飲みすぎるから、ほどほどに」と止めに入ったという。その後も度々Tommy FlanaganはLewis Nashの目を盗んでは酒をせびった。飲むのはジンばかりだったが、結局ボトル一本近くも飲んでしまった。(2011.6.1 トロンボーンクラブのご主人より)
overseas
CD (10-12 are not on LP configuration)
1,relaxin' at camarillo | 2,chelsea bridge |
3,eclypso | 4,beat's up |
5,skÅl brothers | 6,little rock |
7,verdandi | 8,delarna |
9,willow weep for me | 10,delarna (take 2) |
11,verdandi (take 2) | 12,willow weep for me (take 1) |
piano : tommy flanagan / bass : wilbur little / drums : elvin jones
recorded August 15, 1957 / prestige
speak low
CD
1,speak low | 2,good morning heartaghe |
3,old devil moon | 4,everything I love |
5,change partners | 6,I fall in love too easily |
7,bluish gray | 8,just in time |
piano : tommy flanagan / bass : george mraz / drums : al foster
recorded June 2 and 3, 1981
eclypso
beyond the blue bird / with kenny burrell