Morris
Nantonは1929年9月28日にNew Jersey州Perthに生まれた。朝鮮戦争の際に米陸軍にて勤務し、第五楽隊のバンドにて演奏した。
その後、奨学金を得てNew Yorkのthe Juilliard Conservatory of Musicにて音楽を学び、1950年代から自分 のトリオを結成して演奏活動を行った。1958年からいくつかのソウルジャズアルバムに参加し、最 初のものは1958年にWarner Bros.、 その後1959年にRoberta (Prestige Records), 1965年にSomething We've Got, 1967年にSoul Fingersと続きシングルの"Troubles of the World"/"The Shadow of Your Smile"と続く。 1959年に収録されているオリジナル曲"Ja-da"はアポロ宇宙船上においてかけられたことが知られている。Club Cove において22年にわたってベーシストであるNorman Edgeと演奏しており、 Mel Tormé, Nel Carter, Barbra Streisandといったプレイヤーをゲストに迎えて共演している。スタイルとしてはGene Harrisと Ramsey Lewisのロールモデルである。また、オリジナル 曲である"Something We've Got"などに加え、レパートリーには"Black Orpheus"、"Fly Me to the Moon," "I'll Remember April" , "My Man's Gone Now"や"Things Ain't What They Used to Be"と言った有名な曲が含まれる。
生涯を通じて故郷を離れることはなかったという。2009年11月15日に生誕地にて亡くなった。