ジャズレーベルメモ書き

 

Duke/ Peacock Records

ドン・ロビーが1949に立ち上げた、テキサスを拠点としたレーベル。Duke Labelを買収、24年間にわたり、ブルースやゴスペル・ミュージックを紹介し続けた。Gatemouth Brownを始めとしてJohnny Ace、Bobby Bland、Junior Parker、Big Mama Thornton、B.B.King、The Five Blind Boys、Dixie Hummingbirds、O.V.Wright等。


Reference

1. ジャズSPレコードを聴く会 (http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~jazzsp/topic/book2.htm)


Jazzime & JazzLine Records

Fred Norsworthy(1932年英国生まれ)が1961年に設立したレーベルである。最初にJazztimeを設立し、Rocky Boyd、 Walter Bishop Jr.、Dave Baileyと3人を3日連続でNew Yorkでレコーディングしたものの、売れ行きが今一つであり、運転資金繰りに困り、3作のみで活動を中断することとなった。一方、レコーディングで知り 合ったドラマーのDave Baileyと意気投合し、別レーベルを立ち上げることとなったそれがJazzLineであった。Dave Baileyの"Bash!"とDuke Pearsonの"Hush!"をリリースしたものの、こちらも資金繰りに困り、レーベルとしての活動を停止した。未発表で会った録音のうち、Duke Pearson Trioの作品はPolydorより"Angel Eyes"として、その翌日に録音されたWillie WilsonのセッションはFreddie Hubbard名義でFontanaより"Groovy!"として発表された。また、Dave Baileyの"Jeru"はColumbiaに売却され、こちらから発表された。その他のマスターテープはBlack Lion RecordsのAlan Batesに売却され、"Ease It!"と"Speak Low"の2作はMuseより再発されたことがある。その後、Fred Norsworthyは90年代にTimeIsレーベルを設立した。


Reference

1. Liner Notes (後藤誠, 2008. Hush!, MZCB-1183, Ratspack, JAZ 33-02, JazzLine, 1962)