Sonny Rollins

Theodore Walter "Sonny" Rollinsは1930年9月7日にNew Yorkに生まれた。両親はアメリカ領ヴァージン島出身であった。
サッ クスは13歳の時に始め、最初はピアニスト、続いてアルトサックスと変遷し1946年からテナーサックスを主として演奏するようになった。ハイスクール時 代にはまだ無名だったJackie McLean、Kenny Drew、Art Taylorらとバンド活動をしていた。

初レコーディングは1949年であり、Bob Gonzalesのバンドで、アレンジにJ.J. Johnsonも参加していた。
1949 年にJ.J. Johnson、Bud Powellとレコーディングをしたことで名が知られるようになり、1951年にはMiles Davis、1953年にはModern Jazz Quartet with Thelonious Monkという顔ぶれで録音している。しかし、有名になる最も大きなきっかけは1954年にMiles Davisの"Bag's Groove"においてOleo、Airegin、Doxyといった楽曲を取り上げられたことにある。

1950年に武装強盗の罪で逮捕さ れ、懲役3年の刑に処された。10か月をRikers Island刑務所で過ごし、その後、仮出所となった。しかし、1952年仮出所中にヘロインを使用し暴行を犯したとして逮捕された。当時合衆国で唯一の 薬物中毒者のためだけ施設であったLexingtonのFederal Medical Centerに入所し、メサドン治療に志願して薬物を絶つことに成功した。最初は、薬物がなければミュージシャンとしてやっていけないという不安があった ようだが、実際には後に成功している。

1955年にはClifford Brown-Max Roach quintetに参加し、リーダー録音として"Sonny Rollins Plus 4"、"Clifford Brown and Max Roach at Basin Street"またClifford Brownのアルバムである"More Study in Brown"にも半分参加している。1956年にClifford Brown死去後は主にリーダーとして活動するようになった。時を同じくしてPrestige Recordsと契約し、"Saxophone Colossus"などの著明な作品を残した後、1950年代後半になるとBlue NoteやRiverside、Contemporaryなどのレーベルにも録音を残した。

1959年になるとSonny Rollinsは自身の音楽的限界を感じるようになり、ある意味の長期休暇を取ることとした。近所に住む妊娠中の母に日々の練習の音がストレスにならないようにとWilliamsberg Bridgeまで練習しに行ったという。

1962年に復帰するとすぐ"The Bridge"をRCA Recordsに録音し、これはピアノレスでギターとしてJim Hallが参加していることでも知られている。のちにSonny Rollinsのアルバムの中で最も売れたものとなった。

1964年にRCAの契約が終わったのち、Sonny Rollinsはどのアルバムにもこれまでと全く異なる顔ぶれをそろえ、ラテンのリズム、アヴァンギャルド、スタンダードナンバーの再挑戦といったことに挑戦し始めた。

1966年にはAlfieのサウンドトラックを提供した。

ヨ ガ、瞑想、東洋哲学を学ぶために再び長期休暇を取り、1972年に復帰した。復帰後はR&B、ポップス、ファンクリズムに取りつかれたようにな り、1970年だ、1980年代にはエレクトリックギター、エレクトリックべースにファンク系のドラマーを加えてのバンドを結成した。この時期、有名なも のではMilestone Recordsに録音した"Silver City"等がある。また、1980年にはソロアルバムである"Solo Album"を録音した。

1981年にRolling Stonesの"Tattoo You"のうち3曲にクレジット無しでの録音を行っている。
1986年にはRobert Muggeが"Saxophone Colossus"というフィルムをリリースしており、ここでSonny RollinsのNew Yorkおよび日本の演奏がフィーチャーされている。

2006年にはダウンビート誌において"Jazzman of the Year"、"#1 Tenor Sax Player"、"Recording of the Year"に選定された。同年に日本のツアーを行った。
2007年にはCarnegie Hallでのコンサートを行い、これは初めてのCarnegie Hallコンサートから50周年記念となった。

参考文献:Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/Sonny_Rollins)


saxophone colossus

tenor madness

CD

1,tenor madness  2,when your lover has gone  3,paul's pa;  4,my reverie  5,the most beautifl girl in the world 

tenor sax : sonny rollins, john coltrane (5) / piano : red garland

bass : paul chambers / drums philly joe jones

recorded May, 1956

Sonny Rollins, vol.2

1. Why Don't I  2. Wail March  3. Misterioso  4. Reflections  5. You Stepped Out Of A Dream  6. Poor Butterfly 

recorded April 14, 1957 / blue note

newk's time

CD

1,tune up  2,asiatic raes  3,wonderful!wonderful! 4,the surrey with the fringe on top  5,blues for philly joe  6,namely you

tenor sax : sonny rollins / piano : wynton kelly

bass : doug watkins / drums : philly joe jones

recorded September 22, 1957 / blue note

work time

the contemporary leaders

way out west

freedom suite

a night at the village vanguard

sonny rollins with the modern jazz quartet