Jay McShann
James "Jay" Columbus McShannは1916年1月12日にOklahoma州Muskogeeに生まれた。あだ名はHootieと呼ばれ、音楽的教養はEarl Hinesが出演していたCigago's Grand Terrace Cafeの夜の放送から得ており、「Earl Hinesの放送が終わったら寝ていた」という。プロとしての活動は1931年からで、Oklahoma州のTulsaやArkansas州周辺で活動し ていたという。
1936年にMissouri州Kansas Cityに移住し、自らビッグバンドを率いて活動した。その中にはCharlie ParkerやAl Hibbler、Ben Webster、Paul Quinichette、Bernard Anderson、Gene Ramy、Jimmy Coe、Gus Johnson、Harold West、Earl Coleman、Walter Brown、Jimmy Witherspoonらが含まれており、初めてのレコーディングは1940年8月9日"The Jay McShann Orchestra"で、Charlie Parkerとの共演でもあった。1940年代は主にKansas Cityでビバップ・ジャズを演奏した。スイング、ブルースとも演奏したが、レコーディングにおいてはほとんどブルースを演奏した。1944年にJay McShannが徴兵される際にバンドは解散し、ビッグバンドの流行も終わりを告げたため、除隊後の活動はうまくいかなかった。
第2次世界大戦後 はJimmy Witherspoonをフィーチャーした小さなグループを率いて活動し始め、1945年にはともにレコーディングし、1949年に録音した"Ain't Nobody's Business"はヒットとなった。その後もWitherspoonとは多数の楽曲に渡ってレコーディングを行い、時にBen Websterを加えることもあった。1955年にPriscilla Bowmanをフィーチャーした録音がリズム&ブルースとして"Hands Off"がヒットとなった。
1960年代後半には、ピアニスト同様、シンガーとしても有名となり、Calude Williamsとよく共演した。1990年代までレコーディングとツアーを繰り返し、年齢は80代を迎えても、特にKansas CityやOntario州Torontoでは活発に活動した。最後のレコーディングである"Hootie Blues"は2001年2月に同Torontoでなされたものであ、レコーディングキャリア61年目であった。1979年にはKansas City Jazzのドキュメンタリーである"The Last of the Blue Devil"に出演している。
2006年12月7日にKansas Cityで亡くなった。90歳であった。臨終は30年連れ添った妻であるThelma Adams (Marianne McShann)と3人の妻に看取られた。

Confessin' the BluesはRolling Stonesにカバーされ、録音が残っている。


参考文献: http://en.wikipedia.org/wiki/Jay_McShann

Jimmy Witherspoon & Jay McShann
The Man from Muskogee
1. After You've Gone (Henry Creamer / Turner Layton), 2. 'Fore Day Rider (Walter Brown / Jay McShann), 3. Yardbird Suite (Charlie Parker), 4. I'll Catch the Sun (Rod McKuen), 5. Things Ain't What They Used to Be (Mercer Ellington / Ted Persons), 6. Smooth Sailing (Arnett Cobb), 7. Mary Ann (Ray Charles), 8. These Foolish Things (Harry Link / Holt Marvell / Jack Strachey), 9. Hootie Blues (Walter Brown / Jay McShann / Charlie Parker), 10. Nancy Boogie (Claude "Fiddler" Williams), 11. Jumpin' at the Woodside (Count Basie)
piano, vocals: Jay McShann, violin, guitar: Claude Williamsbass: Don Thompson, drums: Paul Gunther

Recorded June 24 1972 at Thunder Sound. Sackville Recordings


As sideman
Jumpin' with Al / Al Casey