2006年9-12月

 

12/31

 昨日は、年末年越しジャムセッションに行ってきました。結構楽しく盛り上がれました。今日は起きてからBarry Harris、Bud Powellなんかを聴いて大晦日を実感してます。一年の締めとして、Bud Powellの"The Genius of Bud Powell"を最初のTea For Two 3テイクから全部聴きました。いつもは最後の一つからしか聴いてないので。

 ずっと毎日更新し続けてきた子の日記、途中からときどき更新する形にしてしまいましたが、早いものでもう3年が経ちました。趣味は大して変わっていないものの、書き始めた当時の自分と今の自分の違いがはっきりと出ていることにちょっと恥ずかしさを覚えつつ、それでも続けてきて良かったと思います。今のペースで来年も続けていくと思います。

 皆様よいお年を。ではまた。

12/11

 Joe Zawinulの若き日のアルバムを買ってみました。本当に、オーソドックスなプレイヤーです。あっさりしている感じがあまり好きじゃないですが、今のイメージと全然違いますね。面白いです。あと、関係ないですが、Jackie McLeanの"Antiquity"というアルバムを図書館で借りてきました。これは結構いっちゃってます。色々やりたかったんだろうな、という感じです。なんせピアノまで弾いてるし・・。

 Frankie Dunlopってすごいかっこいいドラマーですね。Joe Zawinulのやつに入っているのですが、George Tuckerとのリズムの感じがすごく好きです。攻撃的でないArt Blakeyという感じ?よくわかりませんが。ではまた。

12/3

 Gil Cogginsの"Gil's Mood"がCD化されたようですね。M&I Companyというところから出てます。

 先日図書館でKenny Burrellの"Ode to 52 Street"とJacky Terrassonの"Jacky Terrasson"という二枚のアルバムを借りてきました。Kenny Burrellのアルバムはイメージよりかなりポップな感じでした。オーケストラがバックにいるとはいえ、いつもと雰囲気が違いすぎてちょっとアレです。Jacky Terrassonという人の演奏は以前"Blue Note Plays Jobim"というオムニバスアルバムで聴いたことがありましたが、雰囲気は違えど好印象な演奏です。

 今、1966年のJoe Zawinulのアルバムを見つけました。Barry Harrisが若き日のJoe Zawinulの演奏を賞賛したという話を聴いたことがあります。やはりバッププレイヤーだったのだろうか・・。気になるところ。ではまた。

11/2

 レスリースピーカー買いました!最高の音がします!今から色んな音を作ってみて、自分の理想とする音を考えてくつもりです。なんせ、テンションが上がるくらいいい音がしますよ!Leslie 122A。

 今日また図書館でCDを借りてきました。Etta Jones "Don't Go To Strangers"、Art Blakey & The Jazz Messengers "Caravan"の二作。借り尽くしたその残りを食いつぶしていっている感じなのですが、それでもまだ意外と沢山借りたことのないものがあります。あと50枚くらいはありそうです。

 今日もFrank Hewittを聴きながら寝ます。ではまた。

10/21

 Frank HewittのCDが届きました。ドラムJimmy Lovelace、ベースAri Rolandのいつも通りのトリオという感じでした。曲目もスタンダードが多くて大好き。レコーディングが、スタジオを使ったものではないらしく、一作目二作目と比べると少し音質が落ちる感じでしたが。

 Jimmy Jonesというピアニストのアルバムも買ってみました。こちらは古い人で、Norman Simmonsをもう少し軽くしたような演奏でした。Norman Simmonsの方が好きですね。実はいろんなアルバムに顔を出しているようで、全く気づかなかったのですがSonny Rollins "Sonny Rollins Plays"、Wes Montgomery "Fusion!"などにも参加しているみたいです。検索してもっと色々調べようと思ったのですが、Jimmy Garrison、Elvin Jonesという組み合わせに見事にヒットするので、結局全部調べるのは断念しました。

 図書館で借りてきたCDについてもまた後日。ではまた。

10/14

 久しぶりの更新です。Mike LeDonneのCDを買いました。"On Fire" "To Each His Own"の二枚。ピアノとオルガンをどちらも器用にこなす、名手です。ビバップという感じとはまた違いますが、勉強させてもらいます。

 もらったCDを一枚ずつ聴きつぶしていく生活をしていたのですが、正直、感動できるアルバムがない・・。今日も結局Bud Powellの"The Amazing Vol.2"を聴いてます。"Portrait of Thelonious"をしばらくずっと聴いていたのですが、あれも長く聴いているとつまらなくなってしまいます。つまらなくならないアルバムはほんの一握りで、結局そこに逃げ戻ってきてしまうという。モンクでも漁ろうかな・・。ではまた。

9/15

 すばらしい!すばらしすぎる!Barry Harrisの"Magnificent!"、これこそBarry Harrisがもっとも熱い演奏をしているアルバムに違いありません。Barry HarrisとRon Carterの根競べというかなんというか、しかしどう聴いても二人のガチンコ勝負です。

 推進力のあるベーシストとしてのRon Carterは若いころの演奏が一番好きです。Bobby Timmonsのトリオも好評。ドラムのLeroy Williamsは現在でもBarry Harrisのレギュラートリオのメンバーですが、"Magnificent!"レコーディング当時からすでに見につけていたようです。トントコトントコ、ビシーッという感じ。ではまた。

9/3

 Hi-Flyという曲があります。これはRandy Westonの曲らしいですね。最近知りました。Randy Westonという人はサイドメンの作品はほとんどなく、リーダー作ばかりです。

 昨日借りてきたGeorge Russellの"Ezz-Thetics"を聴いてみていました。George Russellはかなりきついアレンジがきいていますが、Eric Dolphyらの演奏とは合うんでしょうか?心地悪い感じではありませんでした。図書館にはまだまだ未知のCDがいっぱい。借り尽くします。ではまた。