2006年5月

急に暑くなってきました。

 

5/30

 とうとうBud PowellのDVDを入手しました。感動です。前感じたほどではありませんでしたが・・。理由は色々あると思いますが、それはもう何回か見直してから考えたいと思います。今はとにかくこの感動を噛み締めます!

 昨日Ray Draperの"Ray Draper Quintet Featuring John Coltrane"が届きました。やはりチューバの存在が難しいところ。リーダーなのに。ライナーノーツにも書いてあったのですが、テンポが上がるとちょっと厳しい感じです。

 最近暴走族がうるさい。暖かくなってきましたし。全く音がないよりは離れたところからの爆音でもあったほうが眠れるのは、いつも音楽がなっているところで生活しているからでしょうか。ではまた。

5/28

 今日Jackie McLeanの"Fat Jazz"が家に届いていました。編成は少し変則的で、コルネットのWebster YoungとチューバのRay Draperが参加していました。Ray Draperはこのとき弱冠16才。正直アルバムとしてはあまり好きではありませんでした。Gil Cogginsを聴くためとはいえ、他を我慢して聴く気にはなれません・・。

 あと一枚、Ray Draperのリーダー作でJohn Coltraneが参加しているCDが届く予定です。もう少し先になるかもしれませんが、それも楽しみに待ってます。あとBud PowellのDVDも楽しみ。ではまた。

5/23

 昨日は学校の泊り込みの実習でした。眠い・・。

 今日帰ってきたらSonny Rollinsの"Plays"が届いてました。ピアノのGil Cogginsが期待通りのプレイをしてくれてました。買ってよかった。この人の持つリズムから得る感動は他の人では得られないものがあります。ますますもって全部聴きたい。Jackie McLeanの"A Long Drink Of The Blues"以来の感動です。あと2作、近いうちに届くと思うので楽しみに待ってます。

 明日も泊り込みで実習があるので、次の更新は木曜日の夜中になると思います。木曜日はギタリスト中川正浩さんのblack berryでのライブに参加させていただきますのでぜひお越しください。京都から来られるべーシスト衛藤修治さんもすばらしいプレイヤーです。ではまた。

5/21

 家で先輩と飲みつつ色々聴いてみてました。やっぱPhineas Newbornかっこいいですね。最高のピアニストかもしれません。話の中でKenny Drewの動画があるという話が出てきてびっくりしました。後輩が持っているらしいので、頼み込んで借りようと思います。

 昨日はボーカルの轟かおりさんの結婚式で、お酒を飲みつつ演奏も交え楽しませてもらいました。披露宴から花嫁が歌い続ける結婚式だったようです。僕も何曲か弾かせていただきました。よく覚えていませんが・・。

 明日から学校が忙しくなりそうです。早起きして頑張ります。ではまた。

5/19

 後輩が家に遊びに来ました。例のごとく色々DVDやらなんやら見せました。うちでみんなが笑う映像として一番はNiels H. O. Pedersenでしょうか。「ベースってこんな風に弾くもんなんですか?」と聞かれます。あそこまでいくとパフォーマンスとしても一流です。

 Gil Cogginsのプレイをもっと聴きたいので、サイドメンを揃えることにしました。お金がちょっと厳しいですが、Jackie McLeanの"Fat Jazz"、Ray Draperの"Ray Draper Quintet Featuring John Coltrane"、Sonny Rollinsの"Sonny Rollins Plays"をAmazonに注文。今僕がこうありたいと心から思うピアニストとしてBud Powell、Barry Harris、Gil Coggins、Frank Hewittがいますが、残念なことに最後の二人はその演奏を録音として多く残していません。それら一つ一つを拾い集めてヒントとして考えていくしかないのだと思います。

 来週木曜にblack berryにて中川正浩さんのライブがあります。今回は京都からべーシストの衛藤修治さんを迎えてのライブです。ぜひお越しください。ではまた。

5/17

 Grant Greenの"Am I Blue"を聴いてみてます。サックスがJoe Hendersonだそうです。トランペットはJohnny Colesという知らない人でした。あとはJohn PattonにBen Dixonというある種黄金の組み合わせ。どちらかというと"Blues For Lou"の方が好きですが、こういうアルバムにJoe Hendersonというのが新鮮でした。

 アメリカに旅行したい、という話を友人としていました。行くことを真剣に考えるとなると、まず最初に行く時期とお金の話が出てきます。僕にはもう夏くらいしか長期の休みを取れる時間はないのですが、その時期には当然高い旅費が伴います。一体どうしたものか・・ もっと色々考えてみる必要があります。Barry Harris、Sacha Perryに会いたい。

 明日も早いです。来週は毎朝7時起き。頑張って耐え抜きます。ではまた。

5/13

 今日は西南大に山下洋輔が来ていたそうです。僕は熟睡していて行けなかったのですが、変わりに山下洋輔のビッグバンドによる"Field of Grooves"を聴いてました。意外でしたが、純粋にかっこいいと思えるアルバムでした。リズムセクションにCecil McBee、ホーンセクションにLew Soloff、James Zollar、Ray Andersonらが参加、後腐れのない面白いCDでした。フリージャズが苦手な人にもおすすめです。山下氏は今夜どこかに出没するかもしれませんね。情報網を張り巡らします。

 全然関係ないですが、以前Lewis Nashが「Peter WashingtonとKenny Washingtonはファミリーネームが同じだが兄弟ではない」と言っていたのを思い出したので書いておきます。今日はTrombone clubで演奏です。頑張ってきます。ではまた。

5/10

 後輩にかなりコアな音楽が好きなやつがいて、その彼から阿部薫の録音を聴かせてもらいました。その壮絶な人生は「エンドレス・ワルツ」という映画にもなっているそうです。是非一度見てみたい。見た方はぜひ感想をお願いします。ネタバレはなしで。

 今日はSonny Clark尽くしでいってます。最近は"Dial S For Sonny"がすごい好きです。熱くもありクールでもあり・・メンバーがそうさせるのかもしれませんが。アルバム一枚が好きな感じです。Sonny Clark個人について言うならば、Bud Powellの流れを汲んでいるといってもどこかHorace Silverを感じずにいられない、そこにみんなが魅力を感じているのだと信じています。Sonny Clarkをコピーしなくなって久しいですが、いつでも僕のオヤスミアルバム。

 今週は毎朝早い一週間になってしまいそうです。明日も7:30くらいには集合。頑張ります。ではまた。

5/9

 昨日から具合が悪いのも二日寝てだいぶ治りました。季節の変わり目は要注意です。

 最近Bud Powellの"The Amazing Vol.2"をよく聴いています。聴いた印象も以前とは随分変わりましたが、それでも毎回聴くたびに感じるのは人を食った態度でしょうか。皮肉ったような演奏に、聴くたびにはまり込んでいってしまいます。曲によってはアドリブをほとんどとらずに作りこんだ曲とアレンジをベース、ドラムとの位置合いを大切にしながら演奏しているところも魅力。

 Ray Charlesの"Genius + Soul = Jazz"にHerman Fosterが参加しているらしいです。ちょっとびっくりしました。でもPhineas Newbornも参加している作品があるし、ほとんどのミュージシャンがブルースを経験していることを考えると納得のいく話ですね。買ってみようかと思ったのですが、目だって演奏していることはまずないでしょうし、それこそコレクションにとどまりそうなのでやめることにしました。余裕のあるときに。ではまた。

5/8

 今日はbushで演奏でした。お客さんに飲ませてもらって、いい気分で帰宅。明日は早いので頑張らないと。

 Bud PowellのDVD"In Paris"がとうとう解禁?になったのを発見!注文しました。Google Videoにあった動画は見ましたがやはり満足のいかないもので、結局買うしかない感じでした。動画を見たからといって何か変わるわけではないと思うのですが、なんせ細かい動作に受ける感動がすごい。気合が入ります。届くのはおそらく2週間後。楽しみにしてます。

 今週の予定が大体決まってきたので、最大限演奏と練習ができるように調整していきたいと思います。ではまた。

5/5

 帰ってきました。いろんな大学の人と交流があって、その中でジャズ好きにも出会ってきました。ちゃんと連絡先も交換してきたので、近いうちに電話してみようと思います。

 Cannonball Adderley好きというサックスプレイヤーに出会ったのですが、この彼結構詳しかったです。好きなアルバムはCannonball Adderleyの"In San Francisco"だとか。渋い!こんな普通のジャズ好きに出会えて嬉しかった。Charlie ParkerのDial、Savoyの録音も大体聴いたと言ってました。まだ2年生ということだったので、きっと面白いプレイヤーになってくれるのではないかと思います。

 疲れました!徹夜と連日の打ち上げがかなりきてます。明日明後日ゆっくり休んで学校に備えようかと。ではまた。

5/2

 友人宅で飲んで、今帰宅です。今日はnew comboでジャムセッションがあるということで、今から行ってこようと思います。聞いた話によると今日から三日間あるそうです。どんな人が来ているのか、楽しみにしてます。

 "Piano Blues"を借りてきました。しっかり全部見たのですが、やはりタイトル通りブルースプレイヤーがメインのドキュメンタリーでした。ただ、明らかにジャズとブルースという言葉に別れるまでに登場する古いピアニストが数多く登場していて、面白い映像を沢山目にすることができました。あくまで目にする程度ですが・・。

 ラグタイム、ブギウギで名を馳せた名ピアニストはビバップ以前のジャズピアニストと重複してカウントされるところがあり、Pete Johnson、Albert Ammonsらの映像も紹介されてました。僕のよく知る人としてはArt Tatum、Phineas Newborn、Ray Charles、他にもDr. John、Professor Longhairなど。衝撃的なのはやっぱりArt Tatumですね。普通に弾いてるのが大変ショッキング。

 明日から部の行事で宮崎に行ってきます。帰ってくるのは数日後になりそうです。ではまた。