2006年1月

北風が身にしみます。

 

1/14

 引っ越しました。一日がかりで片付けたのですが、家具がそろわないのでまだ片付け切れてません。殺風景な壁に飾るレコードやポスターのことばかり考えてます。何かいいものがあればいいんですが。

 今日のところはとりあえず苦情も出ず、普通に音楽を聴けてます。もう真夜中ですが、Herman Fosterの"The Explosive Piano Of Herman Foster"を聴いてます。僕がいつも聴いているくらいの音量だったら大丈夫みたいです。流石にこの時間オルガンを弾いたりしたら下の階に迷惑になりそうなのでやめました。それにしてもHerman Fosterのこの表現力。Bobby Timmonsも同じように感じるのですが、一つパターンのように捉えがちな演奏構成の中にいつも感動があるのはリズムのすばらしさなのでしょうか。

 昨日は徹夜でそのまま今日一日忙しくしていたので疲れがたまってます。ガスの申し込みを忘れていたりと失敗も多々ありましたが、明日からは普通に生活していけるように色々考えてみようかと。ではまた。

1/11

 今日は生活用品をもらえるだけまとめてみました。いつも使っているはずなのに一つ一つがなかなか思いつかないところはまだ親に甘えているところでしょうか。そういう思いを噛み締めつつBud Powellの"The Amazing Vol.2"を楽しみました。親しみやすいテンポとスタンダードナンバーに乗せて刻まれるBud Powellのリズムは絶品です。

 実はGeorge DuvivierがEric Dolphyと共演していることに気付きました。"Screamin' The Blues"というアルバムなのですが、持っているくせにちゃんとチェックしてなかったという。他にも"Out There"で共演しているようです。かなり古い人で、Benny Goodmanのアルバム、新しいものではStanley Turrentineのアルバムなどにも参加しているとのこと。

 今週は毎日試験で、明日と明後日合わせて三つ、頑張ります。ではまた。

1/10

 Frank Hewittの"We Love You"とBud Powellの"Bud!"を繰り返し再生しながら勉強していたら、リズムが気になって気になって。どうしたらこれを習得することが出来るんだろう。今日はちょっと気が向いてBud Powellの"The Amazing Vol.2"も聴いてみました。George Duvivier、Art Taylorすごい。こんな人たちと一緒に演奏してみたい。

 Bud Powellのサイドメンといえば、Sonny ClarkのTime盤"Sonny Clark Trio"でGeorge DuvivierにMax RoachをサイドにSonny Clarkがやっちゃってます。Sonny Clarkの求める音楽が実際どういうものだったか、今となっては確かめる術はないわけですが、Bud Powellの流れを汲むピアニストとしては大きな感動があったはず。名盤と言われる所以でしょうか。

 まだまだ試験は続きます。今日は家の契約書類を片付けるのにバタバタしてましたが、そういったことも今週までで終わりそうです。頑張ります。ではまた。

1/9

 急にパソコンの画面が見えなくなって、アプライドに修理にもって行きました。持って行ったらなぜか普通について、結局接触が悪かったということで片付けられたのですが、それってまた悪くなるということでは。帰りに大橋のballuecoに寄ってきました。ちょっとピアノを弾かせてもらって帰宅。

 Barry Harrisの"At The Jazz Workshop"を聴きながら勉学に励みたいと思います。引っ越したら壁にレコードを飾りたいのですが、何かいい方法はないでしょうか?何かご存知の方おられたらよろしくお願いします。ではまた。

1/5

 Bud Powellの「危険な関係のブルース」、入手できないそうです。そもそも発売自体延期されているとか。どこかに中古の一つや二つ転がっていそうですが、それも難しいようでした。ビデオは見つけたのですが、どうせならDVDがいい。

 Bud Powellの"The Scene Changes"を今日一日で何回も聴きました。やっぱ僕が一番好きなアルバムかもしれません。あと友人の口から出たGrant Greenの"Green Street"も聴いてみました。Ben Tuckerがかっこいい!前にがんがん押し上げていくベースは大好きです。

 今日の試験はなんだかよくわかりませんが、明日また二つ。頑張っていきます。ではまた。

1/4

 Jim Hallの"Jazz Guitar"というアルバムを聴いてみました。ピアノがCarl ParkinsでベースがRay Brownなのですが、Jim Hallの演奏はあまり好きじゃありませんでした。Jim Hallのリズムにはスイング時代のギタリストの流れを強く感じるところがあって、Barney Kessellみたいだなーと思うことも多々あります。難しいですが、50年代のジャズギターはどんな感じだったんでしょう?

 Jim HallといえばHampton Hawesの"All Night Sessions"で初めてちゃんと聴いたのですが、この"Jazz Guitar"というアルバムはそのころと同時期のもの。ちなみにリーダー作としては初めてのアルバムらしいです。徐々に新しい方向へプレイスタイルが変わっていってますが、やはりこの人がコンテンポラリージャズギターの祖なのでしょうか。

 Herb Ellisの"An Evening with Herb Ellis"も聴いてみました。ギターっていう楽器は背景にポップスの存在が大きい分その幅というか音楽性の広がりは他と群を抜いているように思います。ピアノはクラシックとの相互作用が大きいようですね。ではまた。

1/3

 今度こそ見つけた!はず。Bud PowellのDVDは海外では"Bud Powell Live in Paris"との名で発売されたのですが、日本では全然違う「危険な関係のブルース」という名で売られているということを全く知りませんでした。それでも販売中止がほとんどだったのですが、ここで見つけて早速注文しました。今までが今までだったので正直あまり信用ならないのですが、それでも期待できるのであれば期待したい。

 家でだらだら勉強しながら音楽を聴く一日でした。Horace Parlanの"Happy Frame of Mind"、なぜかHerbie Nicholsの"Herbie Nichols Trio"。正直Herbie Nicholsはそのソロの展開がどうだとかよりは異様な雰囲気を楽しむ感じですが、微妙な気分のときは癒されます。というわけで微妙な気分のまま今日を終わらせようかと。ではまた。

1/2

 二日酔い気味です。今日は家でだらだらすごしてしまいました。引越しの荷物もほとんどまとまって、あとは不動産屋と管理会社が動き出すのを待つだけです。

 今日はKenny Washingtonが聴きたくなって、Hod O'Brienの"So That's How It Is"を聴いたのですが、なぜだか合わず、途中で気持ち悪くなって消してしまいました。フレージングがあまり好きでなかったようです。なんかやたら耳につく部分があるというか。結局Mel Rhyneの"Boss Organ"を聴くことになったのですが、聴いているうちにJimmy Cobbのスピード感が思い出されて、今からBobby Timmonsの"Easy Does It"を聴くところです。

 Caiman Americaというインターネットショッピングサイトがあって、そこが多数amazon.co.jpに出品しているのですが、とてもリーズナブルでいい感じです。問題はamazon経由でないと購入が出来ないというところ。ではまた。

1/1

 明けましておめでとうございます。今年もやまだとジャズ部屋をよろしくお願いいたします。

 なぜか思い立ってSonny ReddのCDを色々探してみました。リーダー作では"Out Of The Blue"、Curtis Fullerの"New Trombone"、Donald Byrdの"Black Jack"などがあるそうです。他にも色々あったはずなのですが、amazon.co.jpでこのくらいしか引っかからないということはあまり出回ってないのかもしれません。

 正月明けたらすぐにまた試験が。頑張ります。ではまた。