2005年5月

暑い日もちらほら。

 

5/31

 今日はchoperiaで演奏でした。久しぶりによく寝た気がします。明日からまた頑張ります。

 今日もまたJackie McLeanの"A Long Drink Of The Blues"を聴いていました。ほんとにかっこいい。途中でテナーからアルトに持ち返るのはなんとも言えませんが。結局同じフレーズ使いまくってるし。サックスってアルトが吹けたらテナーも吹けるもんなんでしょうか。キーが違うけど似たものだとは聞きますが。パーカーもテナーで参加した作品がありますね。あれは確か契約の問題で自分だとばれないように偽名まで使ってテナーを吹いたらしいですが。

 明日も朝から学校なので今日はこの辺で。来週また試験なので少しずつ準備してないと。ではまた。

5/30

 テストが終わってそのまま100 Gold Fingersに行ってきました。Ray Bryant, Junior Mance, Kenny Barron, Cedar Walton, Don Friedman, Benny Green, Cyrus Chestnut, Eric Reed, Dado Moroni, 秋吉敏子という豪華なメンバーにBob CranshawとGrady Tateという強力なサイドメン。サイドメンの二人が入ったのはほんのわずかな時間で一人一人の演奏がよく聴けない感じがしたのが残念でしたが、ソロやピアノのデュオを中心に素晴らしい演奏を披露してくれました。全体として弾き倒す感じがしてちょっと疲れました。

 個人的に一番よかったと思うのはKenny BarronかCedar Waltonで、特にトリオでやったときは最高でした。Ray BryantやJunior Manceはソロをとることがほとんどありませんでした。ちょっと残念。Benny Greenはとにかく演奏のときもそれ以外でも動きが大きいというか、腕振り上げてピアノ弾いてました。そしてCyrus Chestnutのピアノの音すごいでかい。Eric Reed、この中で最若手なはずなのに、すごい。Don Friedmanはきれいな感じのピアノでした。この人一番最初に弾いたんですが、最初から結構弾きまくってて、そのあとの人もそのペースでやり始めて。Cedar Waltonが弾くまでそのペースがずっと続きました。そしてDado Moroni足踏みがうるさい。

 もうちょっと狭いところで一人一人別々に聴きたかった、というのが本音です。とにかくサイドメンからかっこよかった。ベースソロドラムソロなんて全くなかったわけですが、もっと聴いていたかった。残念。ではまた。

5/29

 今日は勉強しながら昨日の録音を聞いて反省していました。自分と向き合うのは本当に大切だと思います。自分に良いところがあれば残したいし、悪いところはどんどん直したい。結局イメージばかりが先行しているのだと録音を聴くたび思います。でもわかれば直していけるはず。頑張ります。

 明日試験なので今日はこれ以降禁ジャズで。ではまた。

5/28

 二日間のライブがおわりました。こんなに緊張したのは本当に久しぶりです。来てくださった皆さん本当にありがとうございました。

 今更新しながらElmo Hopeの"Last Sessions"を聴いています。曲によるのですが本当に素晴らしいと思うものと気味悪くて聴けないものがあります。ほとんどのアルバムがオリジナルの曲ばかりらしいのですが、"Meditation"というアルバムはスタンダードも数曲やっていて、面白そうだったのでゆとりがあったら買ってみようと思ってます。

 明日またテストです。ここで踏ん張ればまたちょっと時間が出来るという。頑張ります。ではまた。

5/27

 black berryで中川正浩さんのライブでした。来てくださった皆さんどうもありがとうございました。また今日もありますので、どうかよろしくお願いします。

 開店前にJackie McLeanの"The Long Drink Of The blues"と"Makin' The Changes"をかけてもらいました。やっぱGil Cogginsがかっこいい。決まるところが決まってる演奏って本当に緊張感があって好きです。アレンジ組んで決めすぎると好みから外れるんですが。Mal Waldronの"Mal-1"もかけていただこうと思ってたんですが、パソコンからMDに取り込んだときにクリック音が入ってしまい、開店中はかけられないという悲劇が。

 今日は久しぶりに友人宅から更新してます。思ったよりも早起きしました。試験もまたあるので何とかやりくりしようと思います。ではまた。

5/26

 試験前日なので今日はさすがにちゃんと家に帰りました。ちょっと昼寝もしたし。がんばらないと。

 今日Walter Bishopの"Speak Low"を聴いていて、どうにも落ち着かなくて別のをかけてしまいました。そのあとにかけたのがSonny Clarkの"Standards"だったのですが、それを聴いて録音というのがすごく大きな要因になってるように感じました。そういうことを考えていると実際に目の前で聴いてみないと何も信用できないような気になってきます。

 とはいえやっぱり良い人の演奏は録音しても良いものであることは間違いなくて。Sonny Clarkの"Memorial Album"という作品があるんですが、これは多分誰かが自分のレコーダーで録音したもので、音質は良くないんですがやっぱりかっこいい演奏です。Phineas Newbornの"Stockholm Jam Session"にしてもそうです。名盤を残すとかってそういう要素も強く絡んでくるんでしょう。大変なことです。

 明日は試験ですが中川正浩さんのライブがblack berryであります。皆さん是非どうぞ。ではまた。

5/25

 今日もballuecoに行ってきました。やっぱケーキがおいしいです。レモンタルトがお気に入り。

 疲れているときでも"Bud!"で癒されるようになってきました。MDプレイヤーを部室に忘れてしばらく部屋でジャズが聴けないという悲惨な状況が続きましたが、今日取りに行ってきたので解決。Bud Powellは安定して超絶的な演奏が聴けるというようなピアニストではありませんが、時代で演奏が幅を持って変わるというのはリスナーとしては同じ一つの音楽の中で選択肢が広がる感じがしてうれしいところもあります。結局のところどの時代のものも好きなんですが、そのとき聴きたいものが微妙に変わるという。全盛期の次から次へ音楽が出てきてしかもそれが全部一本につながっているというような、そういうところに惹かれることもありましたが、ちょっとつたなく感じるくらいが落ち着いて聴けるような気もします。何が良いと思われるのか、本当に難しいところです。

 "Bud!"で何よりうれしいのはスローテンポの演奏が多いということです。"Time Waits"になると演奏の途中で崩れかけるようなところがあって聴いていてきついこともあるのですが、こちらではそうでもなく。結局のところアルバム全体はBud Powell独特の暗さに落ち着きます。

 さあもうひと頑張り。ではまた。

5/23

 何か聴くものはないかと思って探して、今Jackie McLeanの"Lights Out"を聴いてます。Elmo HopeにしてもGil Cogginsにしても、Jackie McLeanの共演者はバップの色んなところにいて本当に面白い。同じ共演者とともに数多くの名盤を残している人もいるかと思えば、こんな人も。自分の理想に応じて共演者を変えるという意味ではMiles Davisの影響が残したものも大きいのかも。

 そういえば先日先輩から借りてきたTommy Flanaganの"Thelonica"のドラマーはArt Taylorでした。録音は80年代。そのときまだ生きていたのか、というのが正直な感想です。Art Taylorといえば僕の中ではPaul Chambersと同じ時代に死んだイメージが。

 今週末がネック。頑張ります。ではまた。

5/22

 髪切りました。頭が軽い。ストライドピアノの練習してたら左手が筋肉痛に。変に力が入っていたのか。

 今日もBud Powellの"Bud!"を聴いています。なんか聴くものがだんだんコアになってきているような。これに入っているMoose The Moocheとか最高です。Curtis Fullerも一緒にやってます。

 最近Curtis Fullerが大好きで、Jackie McLeanの"Makin' The Changes"に入っているやつを聴いてます。なんというか、このスモーキーな音がする楽器はあまり日の目を見る気がしなかったんですが、バラードとかみたいにトロンボーンの音が栄えそうなナンバーに押しとどめておくには惜しいというか。トロンボーンはサックスの真似をしてもしょうがないと思ってたんですが、取り入れるに値する部分は本当に沢山あると思いました。

 そういえばSarah Vaughanはトロンボーンを歌の参考にしたとか。色々ですね。ではまた。

5/21

 見つけました。とうとう見つけました。例のElla Fitzgeraldのライブ盤。どうやらアルバム名は"Ella & Duke at the Cote D'azur"らしいです。試聴した感じだと、おそらくこれ。早速注文しました。いつになるかわかりませんが、楽しみにしてます。

 今日はblack berryのセッションに行き、そのあとでballuecoにいきました。black berryでかけてもらったTommy Flanaganの"Thelonica"がたまりません。ベースはGeorge Mrazでした。いつもなんでこの人が使われているんだろうという話になり、ライブでは素晴らしい演奏をしていたという話からどうやら録音のマジックらしいということに。びよーんというベースの音があまり好きじゃないのです。実際聴いて確かめてみたい。

 明日はゆっくり休めそうです。家で思う存分ピアノを弾きます。ではまた。

5/20

 大橋にある喫茶店balluecoにいってきました。家から近いというのがやっぱり一番の魅力。気軽に言って気軽に帰れる。ケーキもおいしいです。

 最近僕の周囲の人でbossa novaをやる人が随分増えたように思います。前からそうで最近気付いたのかもしれませんが。僕はボサノバそのものは特に聴いたりしないので良くわからないんですが、あれはどこを出所にした音楽なのか。bossaというのはスイングという意味らしいということを聞いたことがあるくらいです。

 今日は聴くまいと思いつつついBud Powellの"Time Waits"を聴いてしまっています。最近Bud Powellのスローテンポの演奏が好きで好きで。前だったらほとんど聴かなかった"Bud!"や"Time Waits"を聴いてます。こんな風なりたいと心から思うミュージシャンです。

 久しぶりにゆっくり寝られる気が。昼前には起きて明日も練習にセッションにと外に繰り出す予定です。ではまた。

5/19

 今日はblack berryに行ってきました。行く前に部室で先輩に貸すために持ってきていたFrank Hewittの"We Love You"を聴いていました。なんでだかわからないけどこの人のピアノはかっこいいんですね。もう一枚アルバムが出ているので近いうちに買おうと思います。今だからこんな人がいたならアメリカでもどこでも行きたいと思いますが、二年前だったらそんなこと思わなかったでしょう。そういうタイミングがずれているのが悔しい。

 アルバムにドラムで参加しているJimmy Lovelaceも最近亡くなりました。知らないうちに死んでしまっていて後で知ってすごく残念になるようなミュージシャンがこれから先も現れるのかもしれないと思うと、今のうちに色々探しておこうという気になります。良さそうなミュージシャンいたら色々教えてください。お待ちしています。

 今日は友人宅から更新です。気がつけばまた週末が目の前に。そしてまた来週は試験です。ではまた。

5/18

 今日はtromobone clubで演奏でした。ピアノトリオで頑張ってみました。最近はBud PowellがかかるCDの中に追加されてて、こっちとしてはうれしい限りです。

 今日話に出てきたんですが、Jaki Byardは楽器はすべて出来たという。そういえばいろんな楽器をやってるアルバムもあったなあと思い出されました。Eric Dolphyもそうでしたが、楽器の感覚ってのは何かしらあるんでしょうか。この楽器にしてこの音は、と思うような演奏はどこかそういうところからくるのかも。新しい発想にはつながるのでしょうが・・。

 明日はblack berryに行ってきます。テスト終わったとたんに予定てんこ盛りです。ではまた。

5/17

 昨日はいつの間にか寝ちゃって、学校から更新です。choperiaでボーカルの轟かおりさんと演奏でした。轟さんのホームページがリンクにありますのでぜひどうぞ。

 昨日会話に出てきて改めて思ったのですが、僕が好きなボーカルはElla Fitzgeraldです。歌のイメージもどうやらそこに固まっているらしく。心底惚れたのは数年前ラジオで聴いたElla Fitzgeraldのライブ演奏で、It Don't Mean A Thingを歌っていたものでした。アルバム名もまだ見つけきれてませんが、もし見つけたらすぐ買うつもりでいます。本当にかっこよくて。管楽器もついていましたが、そのときはエラのスキャットが全部持っていってしまった感じでした。ボーカルってのは恐ろしい楽器です。

 昼休みがあと少ししかない・・ 学校までMDプレイヤー持って来たのはいいけど、聴く時間が少しだけ。ではまた。

5/16

 気がついたらまた試験が明日に。今のうちにBud Powellの"Bud!"を聴いて気合を入れてます。久々に聴いてみたら前作"The Amazing Vol.2"よりも音が少なくて聴く分には楽かも。Glass Enclosureのような前衛的な演奏もないし。こんな風にしてそのときの流行が変わっていくんだなあとしみじみ思いました。昨年の今頃は何を聴いていたんだろう。

 Bud Powellの"Move"というアルバムがありますが、これは特にバドの作品で良くないものの代表格のように言われます。後期の作品は初期のもののような圧倒的なものはないかもしれませんが、こちらとしては一音一音丁寧に音を追えるというか、わかりやすいというか。結局のところそのとき自分が一番好きなものを聴けたら最高なんですが。

 それにしてもかっこいい。がんばってきます。ではまた。

5/15

 今日は定期演奏会の出演バンドのお披露目会があってました。部員総集合。すごい人数になってました。定期演奏会は6/19に福岡blue noteにて。よろしくお願いします。

 Bud Powellの"The Amazing Vol.1"を聴いています。Fats Navarroがかっこいい!Fats Navarroの録音ってそんなに沢山はないのでこういう作品は貴重だなと思います。当時はUn Poco Locoのような曲はどんな風に思われていたのかがすごく気になります。ビバップが盛り上がったころはもちろんそれが一番新しい音楽だったはずで、受け入れない人も多くいたはずなんですが、その中にあってこの前衛的な響き。一体どうなっているんだ。

 初めてジャズを聴く人にコルトレーンとか薦めてジャズへのよろしくない先入観を持たせてしまうことももしかしたらよくあるのかもしれませんが、Bud Powellなんて薦めたら本当にその良い例になってしまうのかも。たまにそういうのが好きでたまらない子もいるようなんですが。

 明後日また試験です。ちょっと予定をつめすぎた・・。がんばります。ではまた。

5/14

 久しぶりにcomboに行って、そのあとbackstageでジャムセッションさせてもらってきました。自分の所属するサークルのOBの方が演奏してらっしゃったんですが、やっぱり社会人になっても楽しんでいる人がいるのを実感してすごい心強く感じました。こういう気持ちを後輩たちにも感じて欲しい。

 先輩からTommy Flanaganの"Thelonica"を借りてきました。Thelonious Monkの曲は本当に大好きです。Tommy Flanaganが弾くと元の響きと印象がだいぶ変わりますが、演奏の端々に出てくるモンクのフレーズは様々なコンセプトを後輩たちに与えたことの証拠というか。

 それにしてもやっぱりTommy Flanaganのピアノはきれいです。バップと称される人の中で特に花を持つといわれる人は他にHank Jonesなどがいますが、この人は特にHank Jonesと比べてシングルトーンを強調するような印象を受けます。それがまたすばらしい伴奏という形で現れているんでしょうか。

 うあーOff Minor大好きだ!ではまた。

5/13

 試験が一つ終わったものの、まだまだ7月まで断続的に続きます。がんばらねば。

 backstageで演奏でした。ここ一年ほど月に一度演奏させてもらっていました。お店によって音の聞こえ方も随分変わるし、ハコで演奏することの奥深さを痛感させられました。マスター、どうもありがとうございました。

 予定が入るととたんにジャズを聴く時間がなくなってしまっていけません。今日は家を出る前に何か聴こうと思ってHorace Parlanの"Us Three"を聴いてます。アルバムの一番最初にGeorge Tuckerが入れるベースソロがこのアルバムのイメージを作っちゃってる気がします。もう"Us Three"こそがHorace Parlanだ!って感じです。実際に聴くのとだいぶ印象が変わるらしいんですが、あんまりこのアルバムのインパクトが強いもんで「こういうものだ」と思って聴いてしまいます。

 Horace Parlanはフレーズで歌うことよりも一つの音、音の並びをモチーフにしてリズムを微妙に変えたりずらしたりすることで高揚感を作り出してる感じです。たまにArt Blakeyのドラムに似ていると思うことがあります。やっていることは単純なんだけど、何かが違う。

 さっき歯医者に行って、虫歯の最後の一本を治療してきました。今度行って銀歯をつめて終わりです。やっと開放される。反省してもっとまじめに磨きます。ではまた。

5/12

 うわー気がつけば明日からテストです。頑張らないと。

 いつも思うんですがIdrees ShuriemanといいGigi Gryceといい、そんなにめちゃくちゃ名の知られた人じゃないですが演奏がすごくかっこよくて、こんな人がいるんだったら探せばもっといるんじゃないかと思ってしまいます。今時分が知っているミュージシャンなんてほんの一握り。自分の知らないものももっと色々聴いてみたい。

 前CDを借りに行ったときヨーロッパ系の女性ピアニストのBlue Note作品があって、Jutta Hipって人ですが、全然知らないけど気になりました。今度時間のあるときに借りて聴いてみようかと思います。

 さーもうひと頑張り。ではまた。

5/11

 今日は学校が休みで、朝から部室にバンド練習に行ってきました。先輩にTommy Flanaganのモンクの曲ばかりやってるアルバムを聴かせてもらって大喜びでした。Off MinorとかPanonicaとかやってました。最高です。

 Thelonious Monkの曲は今聴いても大変新鮮で色あせない感じがするのですが、あれらの曲はその多くが初期のころの作品であるというから驚きです。モンクはWhole Tone Scaleを掘り下げるというジャズにとって目に見えて大きな功績をあげましたが、それが数々の名曲の中にがんがん出てくるのが面白い。今となっては全音階を使わないミュージシャンなんていないんでしょうが、そういう意味じゃモンクの曲は本当にスタンダードになっちゃったわけです。

 関係ないですがモンクはだいぶ体が大きかったらしいです。指もすごく太かったんでしょう。曲が好きとか何とか言いながらほとんどモンクは聴かない僕ですが、ピアノが僕の好きな音をしているという。モンクを聴かせると小さな子供が喜ぶといううわさは本当なんでしょうか。ではまた。

5/10

 今日もMDに移したCDをずっと聴いていました。最近少し前と好みが変わったような気がするので何を聴いているのか考えてたんですが、どうやらピアノの音らしいです。以前Mal Waldronのピアノの音が好きだと書いたことがありましたが、それと同じような感じのタッチを持つピアニストばかり聴いているような気がします。

 でもピアノの音というのは本当に大事で、なぜだか良くわからないけど「心地よい音」というのがあります。最初に気に入ったのはSonny Clarkでしたが、彼の評価には大体「親しみやすい語り口」「コロコロとした音」なんてのが入ってます。はっきりとしてはいないにしても誰もが感じていることなんでしょう。

 Bobby TimmonsのThis Here、改めて聴くとすっごいゴスペル臭い。ああいうミュージシャンはもういないんだろうか。目の前で見てみたいものです。ではまた。

5/9

 また学校が始まってしまいました。朝起きるのがきついのは疲れのせいか、休みの間に夜型に戻ってしまったのか。

 やっぱり自分の部屋で好きな音楽が聴けるってのは素晴らしいと思いました。今一番お気に入りのピアニストはGil Cogginsですが、残念なことに参加しているアルバムが少なくて。マイルスの作品のも参加していることは参加しているんですが、音源の音があまり好きでないのでほとんど聴いてません。Sonny Rollinsの作品他、もうちょっと探してみようと思います。

 昨日久々にEvans Bradshawを聴いてみました。前聴いたときはぜんぜん好みじゃなかったのが今度はどう思うかとわくわくしていましたが、あまり印象変わりませんでした。こういう経験を前もしたような気が。"Look Out"というアルバムなんですが、何曲か目がかっこよかった気がします。あんまり速いのをやるよりもミドルテンポより遅いくらいのほうが重みがあって好きでした。

 寝違えたみたいで、今日一日首が痛くて不便をしました。試験も近くなったし、頑張らねば。ではまた。

5/8

 今日は一日ゆっくりすごしました。実はJackie McLeanの"Makin' The Changes"にGil Cogginsが入っていることがわかり、他数作とともにMDに移しておきました。これでどこでも好きなJazzが聴ける。

 "Makin' The Changes"にどうやらDear Old Stockholmから作ったと思われる曲が入ってます。そういうこと考えながら聴いてると、結構どのCDもスタンダードが多いんだなと。確かJackie's Ghostって曲でした。Sonny's CribとかBud's Bubbleとか、自分の名前をつけるのって結構多いですね。

 Larry GrahamってSly and the Family Stoneのベーシストですが、結構有名なんですね。思ったよりも周囲にファンク好きの人が多くて、話に沢山出てきます。スラップを編み出した人だとか。

 今聴いているのはWalter Bishop Jr.の"Speak Low"。左手のコードが結構重く響きます。Sonny Clarkのようにシングルトーンがなっていることが多い人、Wynton Kellyのように二音くらいで攻める人、その人によって様々なスタイルが見えてきます。自分に必要な音を求めた結果と考えると二本の手も別のプレイヤーのように思えてきます。関係ないですが昨日先輩の車の中でかかっていた音源がどうもEvans Bradshaw臭かったので今から聴きなおしてみようかと思います。ではまた。

5/7

 一日遅れの更新ですが、昨日はしっかりジャズ聴きました。とはいってもいつもどおりBud Powellの"The Scene Changes"、"Bud Plays Bird"にBarry Harrisの"Breakin' It Up"、"Listen To Barry Harris"。今聴いてるのはJackie McLeanの"A Long Drink Of The Blues"を聴いてます。なんたってピアノはGil Coggins。この人のリズムが大好きで、このアルバムはこの人用みたいな感じです。

 "A Long Drink Of The Blues"で今日一番面白いと思ったのは、Curtis FullerのソロのときにDonald Byrdが後ろでちょこっと吹いてるんですけど、それがまるで山彦か何かのように不思議な聞こえ方をするってことです。トランペットの音が高い分リアルに山彦です。トロンボーンとトランペットって原理が似てるからかもしれませんけど音の感じが近くて、アンサンブルになると奥が深そうです。

 今日の間に沢山色々聴きます。貴重な時間です。今日のうちに良く聴くCDばかり集めたMDを作っておきたい。むしろIRIVER買おうとか思います。外部音源の録音性能が良いというのはやっぱりいいなあと。検討中です。ではまた。

5/6

 今日は思ったよりも寒くて、一日苦労しました。雨も降ったし。ここ数日ゆっくりジャズを聴く暇がなかったので、とにかく週末くらい聴く時間を作りたい。

 Bud Powell、Barry Harris、Horace Silver、聴きたいのは山ほどありますが、今こういう状態で一番聴きたくなるのはなぜかMal Waldronの"Mal-1"。Gigi Gryceが懐かしい。家のパソコンが壊れてから結構たちますが、そろそろ修理しないと限界です。

 今日は雨が降りませんように。高校時代から自転車の敵です。ではまた。

5/5

 今日はblack berryに行きました。友人が買ったKenny Drewの"Undercurrent"をかけてもらいました。改めて思ったのは、Kenny Drewの持つ演奏技術の確かさ。8才でかなりの腕だったとかいう話もあながち嘘とは言えないのかも。

 Kenny Drewはパッと聴くとたまにSonny Clarkと間違えることがあります。フレージングは近いところが結構あったり。全体から見たら全然同じではないのですが。"Undercurrent"というアルバムはHank MobleyにDonald Byrdを加えた作品で、だいぶ楽しめます。ハードバップな作品です。この頃のKenny Drewが一番好きかもしれない。晩年のイージーリスニングな演奏と随分違います。

 今日は友人宅からの更新です。明日は連休の合間の学校。もちろん欠席すれば激しい減点もありのステキな教科が満載。ではまた。

5/4

 今日はバンド練習がありました。ピアノトリオという編成でがんばります。曲目はスタンダードとバップの名曲を中心にしていくつもりでいます。僕の好みになってしまうとBud PowellやCharlie Parkerの曲ばっかになってしまいそうで怖い。

 Tommy Flanaganというのは流暢なピアニストとして知られているのかどうか良くわかりませんが、バップピアニストとしては華のある人だと思います。と、彼のピアノをコピーしていて思いました。Kenny Drewもそう思いましたが、思った以上に技術が要求されるのが難しい。軽くタタタタと弾くのもミスタッチなしでやろうと思ったらだいぶ苦労します。巨匠たちの演奏を支えるものは本当に沢山あるんだと改めて思う今日この頃です。

 CDを買うのを長いこと我慢してましたが、そろそろ買ってもよかろうかと。今はJaki Byardの"On The Spot"がほしいのですが、聴いたことがあるというわけではなく。彼がリーダーになったらどういう演奏になるかすごく興味があります。スタンダードをやっているのも聴いてみたい。ではまた。

5/2

 連休の合間ですが、ちゃんと学校はありました。出席もわりと厳しく。来てない人も結構いたんですが、本当に行っててよかった。

 普段ほとんど聴かないんですが、Art Blakey and the Jazz Messengersを今聴いてみてます。なぜ聴かないかというと、多管編成で音が沢山耳から入ってくる感じが一人で聴く時にあまり好きじゃないからなんですが、Art Blakeyの"A Night At Birdland"なんかは結構好きだという。ホーンが三本というのが苦手なだけかもしれません。ソロの部分があんまり長いと疲れてくる、とか。

 6月にうちのサークルの定期演奏会があります。出演希望を出しました。今からいよいよ忙しくなりそうです。今出来ることを一生懸命やっていきたいと思います。ではまた。

5/1

 ここ数日ずっと次の日の更新になっていますが、連休が明けて学校が始まったらもとに戻れると思います。昨日はblack berryでの轟かおりさんと豊川剛二さんのライブでした。たくさんお客さんも集まって、活動休止というひとつの締めくくりにぴったりなカッコイイライブでした。これまで本当に色々勉強させていただきました。またいつか、ライブがある日を楽しみにしたいと思います。

 ここ数日のblack berryでよくIt Ain't Necessarily Soがかかってます。確かオムニバスのアルバムに入っているやつなんですが、そのせいでどうにもミュージシャンの名前を覚えられないという。ものすごく有名なやつです。Peggy Leeだったかな?なんかものすごくコブシのきいた歌の後ろにビブラフォンが鳴っているのが聞こえたりして、かっこいい。それにしても、この歌のアレンジはものすごく有名なのにアルバム名とかは全然聞いたことがないなんて。

 今日は学校から更新してます。思ったより恥ずかしいです。友達に見られないようにしないと。ではまた。