2005年4月

春になってしまった。

 

4/30

 急に湿気っぽくなって雨が降って。汗が乾かないのが気持ち悪くてなりません。

 black berryのセッションがありました。後輩も遊びに来てくれていました。徐々に来てくれる後輩が増えていくといいなあ。まだまだ続けていこうと思ってます。5/1はボーカルの轟かおりさん&とギターの豊川剛二さんのデュオライブがblack berryで。これで4日連続で通うことに。

 Stephen Scottが日本に来ます。福岡blue noteの公演予定を見ていたら、Ron Carterのカルテットにピアノで参加していました。こりゃ是非行きたい。彼の参加している作品はRoy Hargroveらの"Parker's Mood"、Joe Hendersonの"Lush Life"、それにリーダー作の"Vision Quest"の三つ持ってます。タッチや語り口はそんなに好きじゃないんですが、どれもコードの響きが不思議に良くて、引き込まれます。きっと生でピアノで演奏しているのを聴いたらすっごいいい音してるんじゃないかと。

 今日は8時間も寝たので今からまた頑張って稼動してきます。ではまた。

4/29

 現在4/30の10:30。昨日は友達の家で起きた後black berryに遊びに行き、バイトに行った後またblack berryに帰り、結局合計すると9時間くらいいたのではなかろうか。セッションもしてもらって、とても楽しかったです。

 先輩にSonny Stittの"Sonny Stitt"というアルバム借りました。Sonny Stittという人は確かにCharlie Parker演奏から引き抜いてきたものを沢山持っているとは思うのですが、全体として持っている空気みたいなものが決定的に違います。なんだかもっとネチっこくて黒い感じファンキーな作品も沢山あるみたいですが、どっちかというとそのイメージが今は強くなってます。

 Sonny Stittの演奏は一つのコンセプトを元に自分の音楽を展開するというよりはむしろ吸収した膨大な知識で勝負してるように聴こえます。それにしても、このアルバムに参加してるピアノは本当にBarry Harrisなんだろうか。随分感じが違います。録音の問題とかもあるんでしょうけど。

 今日もまたblack berryに行きます。今日はジャムセッションがあるので。今日も一日張り切っていきます。ではまた。

4/28

 現在4/28の13:00。昨日友人宅にお世話になって、今起きました。いつの間にやら眠ってしまっていました。寝汗がすごい。もう「暑い」と思うような時期なんですかね。

 昨日はサークルの新入生歓迎飲み会がありました。僕はすぐに抜けてblack berryに行ったのですが、新歓の二次会がblack berryになり。大人数が流れ込んできてびっくりしました。

 昨日はバタバタしててBGMに気を使う暇もありませんでしたが、一つ気になっている事があります。明らかにギターはKenny Burrellだったのですが、サックスがいったい誰だったのかとずっと思って結局調べずじまいだったのです。一体何のCDだったんだろう。そのCDのサックス聴いて正直好きじゃないなーと思ったので。調べておけばよかった。

 今Grant Greenの"Sunday Mornin'"をかけてます。ベースはBen Tucker、ドラムはBen Dixonらしいです。Ben DixonとEric Dolphyと共演してたピアノのBent Axenが暫くごっちゃになってたことがありました。結構ややこしくないですか?特にKenny、Sonnyのつく人たち多すぎ。今日から休みだー。音楽漬けになります。ではまた。

4/27

 今週金曜から連休だったとは。気付きませんでした。予定も何も入れてないのでとりあえずずっとピアノ弾いてようかと思ってます。

 Tommy Flanaganはかっこいい。Tommy Flanaganの最高の作品として誉れ高い"Overseas"。"Sea Changes"というアルバムがありますが、これは"Overseas"を超えるとかそういう意味でつけられたものだと何かで読んだことがあります。なんだか随分勝手なこと言ってるなーと思いました。サイドメンのほうがかっこいいというのは本当のような気がすしますが。

 数年前Tommy Flanagan TrioがBlue Noteに来たときはゲストでJohnny Griffinが参加したとか。ちょうどそのとき僕もTommy Flanagan Trioの来日を知っていたのですが、まだ聴く耳を持たず。行かなかったのです。悔やまれてなりません。あれが最後の来日になろうとは。

 今日部室に行ったら進入部員がいました。「最近Horace Silverがいいなーと思うんですよね」とか言うからコピーするように言いました。

4/26

 今日はうちのサークルのジャムセッションがありました。めいいっぱい遊んできたのですが、どうにも足りない。

 今日久しぶりにBud Powellの"Bud Powell Trio Plays"を聴きました。いわゆる「バドパウエルの芸術」ってやつです。何度聴いても驚異的な演奏です。Max Roach、Curly Russellのプレイもどうやらすごいんですが、ベースがよく聴こえない・・。

 あとGrant Greenの"Sunday Mornin'"も聴きましたそういや"Solid"というアルバムがあって、そこで管楽器とやってるみたいです。リーダー作に管が入っているものは他は"Idle Moments"しかしりませんが、意外と管楽器を入れるのが好きな人だったんでしょうか。

 やっぱ学校が遠い!ので寝る時間も遅くなってしまいます。試験はもうちょっとしたらまた始まることになっているので、気を抜かないようにしないと。ではまた。

4/25

 明日のテストに向けてBud Powellの"Blues In The Closet"を聴いてます。これを聴いていると元気が吸い取られていく感じです。聴けば聴くほど聴くのがつらくなる一枚、と勝手に位置づけをしています。一番たまらんのはBe-Bopのイントロからテーマに入る前のよくわからないコード。

 ちなみにこのBlues In The Closetという曲、Oscar Pettifordの曲らしいです。Oscar Pettifordは結構色々曲を書いてますよね。Bohemia After Darkもそうらしいですし。作曲者を一つ一つ確認していくと結構意外なものがあります。何の曲だったか、「これBilly Taylorの曲!?」というのもありました。なんだったかな。

 さー風呂に入ってもうひとがんばりです。ではまた。

4/24

 結婚式に出席してきました。披露宴ですが。本当にミュージシャンが沢山で、二次会もpenthouseにてすごく盛り上がりました。自分が招かれて結婚式に行くのは初めてで、色々勉強になりました。

 で、昨日は行き帰りずっと電車でBud PowellとBarry Harrisを聴いてました。MDにはBud Powellの"Bud Plays Bird"、Barry Harrisの"Breakin' It Up"、"Listen To Barry Harris"が入ってます。この三枚もだいぶ聴きました。Barry HarrisもBud Powellも、やっぱり反則なくらい手が大きい。

 そういえば4/22はPaul ChambersとCharles Mingusの誕生日だったようです。4/27はDenzil BestにConnie Kayの誕生日。ミュージシャンの誕生日は楽器別に集まるのか。

 明日試験です。一応前もって色々やってたので何とかなると思ってますが、毎度の事なので・・。がんばります。ではまた。

4/23

 Niels Henning Orsted Pedersenが亡くなったそうです。14才の時にOscar Petersonとの共演を果たしたというツワモノで超絶技巧ベーシストの代表格のような人でしたが、まさかこんなに早く亡くなるとは。58才だったそうです。ギターよりも速いベースソロには度肝を抜かれました。ベースがわからないころに初めて僕をベースに釘付けにしたベーシストでした。本当に寂しく思います。ご冥福を。

 ふと"Appointment in Ghana"のピアノがかっこよかったなーと思ってピアノが誰だったか調べてみたら、Kenny Drewでした。"Jackie's Bag"にはレコードで言う表と裏に半分ずつSonny ClarkとKenny Drewが入ってます。Kenny Drewはとにかくうまい。プレイの裏づけをする演奏技術もとびぬけてます。聴いたことないようなコードの使い方をしたり、とにかく聴けば聴くほどびっくりするようなすごいピアニストです。当時の流行に乗り切れず仕事が減ってヨーロッパに移ったんだと言ってた人がいましたが、本当にそうなのか疑問に思ってしまいます。

 今Grant Greenの"Sunday Mornin'"を聴いてます。やっぱ面白い。Kenny Drewのサイドメンとしての作品を沢山聴きたいと思いました。

 今日は朝から歯医者に行ってきました。銀歯をはめるだけだったので10分ちょっとくらいで終わっちゃって、朝9時に予約を取って構えていたのが、肩透かしを食らった感じでした。でもこの調子で行くとあと4回くらい通うことになるのかも。一本2回ペースで。ではまた。

4/22

 Walter Bishop Jr.の"Speak Low"を聴いてます。やっぱ一曲目の印象が強いのか。テーマの後ろでなる左手の響きがお気に入りになってます。リズムの感じがHorace ParlanというかBobby Timmonsというか。Bobby Timmonsに近いかもしれません。Barry HarrisやTommy Flanaganと比べるとファンキーな感じがします。

 "Speak Low Again"というCDが日本で出てますが、これは以前話題に上ったときに「"Speak Low"を引っ張ったほうが売れるからそういう名前にしたんじゃないか」という結論で終わりました。このCDを高く評価する人たちがどこをどう評価しているのかが知りたいとよく思います。自分で聴いた感じじゃ心地よい感じはするんですが、一発でぐいと引き寄せられるようなインパクトのあるものではないし。「ミュージシャンサイドから見た名盤が沢山あるがリスナーには関係ない」ということを書いてる人がいました。どっかで両者に共通のものがあると思うんですが。難しい。

 気がつけばあと一週間もすれば5月。そしてあっという間に100 Gold Fingersの日になってしまうのです。おそらく。Cedar WaltonとBenny Greenが楽しみ。ではまた。

4/21

 今日も結構疲れた。僕が属しているジャズ研でないサークルで新入生歓迎バーベキューがあったのですが、その準備で大忙し。友人の協力を得てなんとかうまくいきました。やっぱり年度の変わり目は予定が立て込んで大変です。来週テストだし。

 バーベキューの後はblack berryに行きました。なんとなく聴きたくなって、Tina Brooksの"True Blue"をかけてもらいました。あれ、ピアノは確かDuke Jordanだったと思うんですが、思っていたよりかなりカッコいい演奏してます。なんか失礼な話ですが、Duke Jordanの"Flight to Jordan"のDuke Jordanのイメージだとなんだかぱっとしないような感じだし、これは比較的最近の録音ですが"Blue Duke"もあまり好きじゃなくて。別に聴いてて何もおかしくないんだけどそれほど惹かれないというか。こんなにボロクソ言っておいて"True Blue"のピアノがDuke Jordanじゃなかったらどうしよう。

 でも最近Duke Jordanの名前をよく目にするような気がします。少し前に新しいアルバムを出したりしたのかな。Charlie ParkerがBud PowellじゃなくてDuke Jordanを使うのが納得いかないMiles Davisが問い詰めたところ、パーカーは「バドと一緒だとハイになりすぎる」と答えたといいます。マイルスの自叙伝ではそれをくだらない理由としてますが、実際のところはどうなんでしょう。ではまた。

4/20

 今日はちょっとハードでした。学校が終わるとサークルの新入生向けガイダンス、バイト、さらにtrombone clubへ演奏しに行きそのあとはblack berryに行きセッションしてもらいました。

 今日はSonny Rollinsの話に花が咲きました。Bud Powellの"The Amazing Vol.1"やDizzy Gillespieらの"Sonny Side Up"など真っ直ぐなビバップをやっている作品も大変素晴らしいんですが、Sonny Rollins Trioの緊張感もすばらしいと。ことあのSonny Rollins Trioのシリーズはドラマーの果たす役割がとても大きく感じられます。Max Roach、Elvin Jones、Shelly Manneなど一作一作に参加しているドラマーと演奏の違いを楽しむのも面白そうです。

 今日はお腹いっぱい楽しんだわけですが、明日は明日でまた用事が。がんばります。ではまた。

4/19

 今日もサークルの新入生向けガイダンスに行ってきました。みんな熱心にやってるので、僕も出来るだけのことを。

 今聴いているのはBarry Harrisの"Live at Maybeck Recital Hall Vol.12"。僕は同じジャズを聴くにしてもこういう音楽が普通だと思って聴いていたんですがあまりそうではなさそうだということに最近気付いてきました。こんなに素敵な音楽なのに。

 全く話が変わりますが、McCoy Tynerはモードの中で演奏するに当たってたまにキーをずらすことで緊張感ある演奏をしていると聴いたことがあります。しかし、同じようなことをTeddy Wilsonもやっていたような。もちろんモード奏法ではありませんが。ホーンライクなシングルトーンを貴重とした演奏が王道とされる時代に移る前にもやはりその単調さを気にかける動きはあったのでしょう。

 そういえば今日来ていた新入生の中に「Pat Methenyが好き」という女の子がいました。Question and Answerをちょっと弾いてみせたらちゃんと反応してました。PE'Zが好きだという男の子も来てました。なんだかわからないけどジャズテイストがブームになっていることには間違いなさそうです。沢山入部しますように。ではまた。

4/18

 's Wonderful→Stupendous(のはず)

 Embraceable You→Quasimodo(のような気がする)

 色々替え歌ありますね。探せば探すほど出てくるCharlie Parkerの替え歌。今日は歯医者に行って虫歯の治療をしました。なんと三本も虫歯が。あと三回くらいかかりそうです。

 今日はCharlie Parkerの"Summit Meeting at Birdland"を聴いてみてます。メンバーは色々で、いつか日記に書いたオルガンのMilt Bucknerとの共演もこの作品です。ライブ盤ということもあって録音の状態がよくないのが難点。

 やっぱBarry Harrisはかっこいい!今聴いているのは"The Bird of Red and Gold"。すごいです。そういえば実は"One Night With Blue Note"にWalter Davis Jr.が出ていることを知ってちょっとショックを受けました。ちゃんと見たはずなのに、あの顔に気づかなかったなんて。

 風邪が治らず。毎年のことですが、春先は大風邪ひいて寝込みます。明日は学校の健康診断なんですが、診断する前にすでに不健康だなんて。ではまた。

4/17

 昨日の昼からずっと外に出ていたので、まとめて更新します。

 昨日は大橋にあるballuecoというお店に行って演奏させてもらった後でblack berryのセッションへ。さらにその後「Harvey Masonがbushに遊びに来ている」という情報を頂きbushへ。Harvey Masonはドラムを叩きませんでしたが、遊びに来ていた他のミュージシャンらでセッションになりました。黒人ミュージシャンが多くて、ここは本当に日本なのかと思いました。あんまり手が大きいもんで、見せてもらったら、小指が僕の親指より太くてびっくりしました。指の形がおよそ円錐形で先っぽがちょっと細くなってました。だからピアノが弾けるのかと納得。その後の記憶があまりないのですが、気がついたら外に立ってました。結局black berryにまたお世話になりました。

 balluecoは大橋駅近くにある喫茶店で、アマチュアのジャズミュージシャンが遊びに来て演奏したりしていて僕もたまに練習がてら演奏させてもらってます。いい感じのお店です。ケーキおいしいし。

 今日は起きてちょっとして箱崎へ。大学院からうちのジャズ研に入ったベースの方とドラマーの先輩でセッションしてもらいました。そのあとその先輩の家で"Legends of Jazz"というDVDを見せてもらったのですが、これがなんとも渋い。バップ以前の部分が大半でマイルス、コルトレーンの紹介なんてちょっとでした。Duke EllingtonやCount Basie、Art Tatum、Bud Powell、Charlie Parker、Coleman Hawkins、とにかく沢山のミュージシャンの演奏シーンを交えつつ話を進めていくのがすごく豪華な感じがしました。Art Tatumの動画は初めて見ました。ほんのちょっとだけでしたが、なんか指が妙な動きをしてました。あとBilly Eckstine楽団を初めて聴いたのですが、本当にバップのビッグバンドだったんですね。メンバーはまさにそうそうたる顔ぶれ。Charlie Parker、Dizzy Gillespie、Miles Davis他凄い面子ばかりでした。演奏シーンだけ完全版を見たいと心から思いました。

 こんなにハードな週末は久しぶりです。あまり休めなかったので今日はしっかり寝ます。ではまた。

4/15

 今日はうちのジャズ研で新入生向けのガイダンスがあってました。毎年楽しみにしてるんですが、今年も活きのいい一年がいました。いつまで世話してあげられるのかよくわかりませんが、力になれるようがんばろうと思います。

 ここんとこ聴いてなかったBarry Harrisの"Chasin' The Bird"を久しぶりにかけてます。心地よい音楽です。技術は自分の音楽を完成させるのに最低限のものがあればよい、というのは通説ですが、ミスタッチがないことがここまで音楽そのものの完成度を高めるものかと思いました。よく考えたら当たり前のことなんですが。一に練習二に練習、三四がなくて五に練習。

 今日は体調がひどくて、夜すぐ帰ってきました。明日も色々あるから今日はもう寝ようと思います。ではまた。

4/14

 今日は友人宅から更新です。CGTで外から気軽に更新できるようにしようかと画策中

 今日はblack berryに行ってきました。Nat "King" Coleのビデオを見ました。ピアニストとしてもすばらしいんですが歌も最高でした。ピアニストとしてはグラミー賞か何かを受賞したとかなんとか聞いたことがあります。今日見た映像ではカメラ目線でピアノ弾きながら歌うという、なんともエンターティナー。

 Nat "King" Coleの他にもOscar Peterson、Coleman Hawkins、Stan Getz、Roy Eldridge、Ray Brown、Ella Fitzgeraldなど沢山のミュージシャンが出演してました。エラが結構おばさんだったのでおそらく60年以降ではあるだろうという話になってましたが、よくわかりません。なんにしろかっこよかった!買ってしまおうかと思いました。

 明日も朝から学校です。うちのジャズ研でも新入生勧誘を頑張ってるみたいなので、時間があったら僕も行って手伝おうと思います。ではまた。

4/13

 今日はtrombone clubで演奏でした。終わった後でblack berryに行ってドラマーのビデオを見せてもらいました。Elvin Jones、Jack DeJohnette、Tony Williamsほか。なんて名前だったか忘れましたが、変態的な超絶ドラマーもいました。スティックをお手玉みたいにしてました。しかも演奏はかっこいいという。誰だったか。Herbie Hancockも出てました。Miles DavisバンドやJohn Coltraneバンド、Art Blakey、偉大なるドラマーたちの映像が次々と流れました。そういえばJohn Coltraneバンドに参加していたEric Dolphyも見ました。感動的でしたが、実物を見られないと思うとちょっと寂しい。

 弾き足りない。弾き足りない。夜通し練習できる場所が家の近くにあればいいのに。ではまた。

4/12

 風邪はおさまったようなのですが、鼻水が止まらず。目もかゆい。花粉症は間違いなさそうです。急に出てくるものだとは聞いてましたが、本当に急です。

 今日はいつもとちょっと趣向を変えて?Bud Powellの"Bud!"を聴いています。家でこれを聴くことは最近はもうほとんどないのですが、たまにCurtis Fullerの参加しているMoose The Moocheが聴きたくなります。この時期のBud Powellはもうすでに信じられないテンポで音楽をつむぎだすことは出来なくなっているようなのですが、今日感じたのは、僕はそれとは別のところに魅力を感じているということです。リズムであったりタッチであったり。

 「音楽的に素晴らしい」ことが人の心をひきつけるわけではないということをしみじみ感じました。すごいミュージシャンと良いミュージシャンは違うようです。もちろん裏付けのない音楽は飽きられ捨てられると思うのですが。Blue Pearlはこのアルバムの雰囲気をうまくまとめたものという位置づけでいつも聴きますが、なんかDuke JordanのNo Problemのコード進行に似てませんか?指がまめらない感じは受けるのに結局名演になっているような。

 花のかみすぎで中耳炎になったらどうしよう。昨日は右の耳がつーんとしてました。かといって鼻をかまないと立派な洟垂れ小僧に。ではまた。

訂正)「花」ではなく「鼻」のかみすぎでした。すみません。

4/11

 風邪だと思っていたのは花粉症もあるかも。水っぽい鼻水が止まらず目がかゆい。風邪はひいてるみたいなんですが。

 今日はMal Waldronの"Mal-1"、Horace Parlanの"Us Three"を聴いてます。早く自分の部屋で聴きたい。本当はHorace Parlanの"Happy Frame Of Mind"を聴くつもりだったのですが、自分のパソコンではないので著作権を保護されたものは再生できないという。それにしてもHorace Parlanかっこいい!同じモチーフが繰り返し繰り返し使われます。そういうところが黒いと呼ばれるのかも。一方でバラードになるとコードもきれいだし、不自由な指でどうやっているのか気になるところです。

 今からピアノの練習してきます。明日も早いのでさっさと寝ないと。今日は教科書も買って結構やる気です。しばらく飲みっぱなしでどうしようもないことになってましたが、もう復活。皆様ご迷惑をおかけしました。明日までに風邪治してまたがんばるぞー。ではまた。

4/10

 今日は雨で花見ができませんでした。風邪をひいたらしく、鼻水が止まりません。

 ついSly & The Family Stoneなんて聴いてます。マイルスの自叙伝にも出てきてました。でもやっぱり僕はジャズの方が好きですね・・。次にかかるのはHorace Silver。今日は"Horace Silver and the Jazz Messengers"。これ聴くのすごく久しぶりです。Horace Silverのタッチが大好きです。The Jazz Messengersは正直重い響きの上に跳ねる!

 なんとなくJackie McLeanの"Jackie's Bag"が聴きたい。明日からまた学校です。いきなり5限はきつい。ではまた。

4/9

 現在10日の14:00。今日は花見の予定だったのですが、雨が降ってます。

 昨日はblack berryに行きました。Ray Charlesの"The Best Of Ray Charles"を持っていってかけてもらいました。このアルバムはジャズではなくブルースだしベスト盤ですが、すべてインストで歌が入っているものはなく、Horace Silverの作ったブルースDoodlin'を取り上げるなど、ジャズしか聴かない僕でも聴けるアルバムです。しかもかっこいいという。

 昨日Kenny Drewのアルバムがかかっていたのですが、結局アルバム名を調べてなくて、今更ながら気になってます。今日またblack berryに行くので調べてきます。ではまた。

4/8

 もう4/9の16時ですが、昨日のことを報告します。

 昨日はblack berryで中川正浩さんのライブでした。ちょうどblue noteにDuke Ellington Orchestraが来ていて、そのトランペットセクションの二人James ZollarとKevin Bryanがblack berryに遊びに来てました。一緒にセッションしてもらったのですが、もう本当にかっこよくて、夢現というかなんというか、すごい興奮してました。トランペットってあんな音がするのね。

 今日もblack berryです。今日は18時からセッションもあります。というわけで、行ってきます。ではまた。

4/7

 何とか朝起きて遅刻せずにすみました。今日からまた起きてすぐ蛍光灯の光を目に浴びるという体内リズム調整法を再開しました。これ、個人差はあると思いますが、すごく効きます。朝型に直したい方はぜひお試しあれ。

 今Barry Harrisの"Breakin' It Up"を聴いています。初リーダー作ということがあってか他のアルバムとはどこか雰囲気の違う演奏をしているので比べかねるのですが、Barry Harrisのアルバムの中では一番か二番くらいに好きな作品です。他のアルバムと比べリズムの扱い方が歌に近いような感じがします。一方でそうでなくてもかっこいいものがあるということは、ジャズの良さそのものとは関係ないのか。でもかっこいい。しみる。

 ふと思い立ってWalter Bishoipの"Just In Time"に入っているDance Of Infidelsをかけてみました。Bud Powell好きとしてはたまらん演奏です。学校が始まったら忙しくて何もできないかと思ったら逆に微妙な時間が増えて、思ったより音楽聴けてます。ではまた。

4/6

 昨日はchoperiaでボーカルの轟かおりさんと演奏でした。歌物の演奏をすることはあまりないので気合入れてがんばります。今日はtrombone clubで演奏。明日はクラスの友達と花見の予感。

 Bud Powellの"The Scene Changes"のコピーを終え、"The Amazing Vol.1"へ突入。「マイルスデイビス自叙伝」も読み終えました。「じゃ、またな。」という最後の一文が頭に残ってます。それ以外はそんなに残っていないという。最後の1/4はロック系?の知らない名前ばかりだったし。マイルスはジャズを劇的に変化させたと言われますが、マイルスは自分の求める音を追求し続け動き続けただけだと言い切るこの本が好きです。次は何を読もう。

 こないだblack berryでかかっていた"Coltrane's Sound"ってアルバムがえらいかっこよかったです。コルトレーンチェンジと言うのか?スタンダードがトリッキーな響きを持って演奏されているのが新鮮でした。なんで今までコルトレーンを聴かなかったんだろう。

 明後日はブラックベリーで中川正浩さんのライブ&セッションです。僕も参加させていただいます。よろしくお願いします。ではまた。

4/4

 今日から学校でした。いきなり5限までという荒行を乗り越えました。明日もちゃんと起きられるのだろうか。今日も23:30には就寝予定。

 弟のパソコンで肩身の狭い思いをしながら聴くJazzはあまりよいものではないと思いました。ところで、Larry Youngのリーダー作は思ったよりもあって、"Into Somethin'"の他にも"Testifying"ではJimmy Smithみたいなファンキーな感じの演奏をしてました。"Of Love and Peace"ではSeven Steps To Heavenなんかやってて、もうかなり前衛的な感じでした。他にも"Lawrence Of New York"、"Young Blues""Mother Ship"など。Jimmy Smithみたいな感じで弾いてるのもいくつかありましたが、これは初期のものでしょうか。

 今日はみんなでLarry Youngを試聴しようというコンセプトで書いてみました。amazon万歳。明日も早起きかと思うと憂鬱。がんばります。ではまた。

4/3

 明日から学校です。今日は朝からバイトだったので久しぶりに10時前におきました。何とか明日は7時におきないと。

 CDが聴けないので今日も聴いたのはGrant Greenの"Sunday Mornin'"とBud Powellの"The Scene Changes"、Barry Harrisの"Breakin' It Up"だけです。"Sunday Mornin'"を聴いてなんだかKenny DrewのCDが欲しくなってきました。60年代のまだバップ臭漂う演奏をしたものが理想です。聴いたことないのですが"Undercurrent"とかがそうなのではないかと思ってます。

 Larry Youngの"Into Somethin'"に興味がわいてます。この作品に参加しているSam Riversはアヴァンギャルドな演奏をするテナー奏者ですが、Anthony Williamsの"Life Time"にも参加してるみたいです。ますますもってGrant Greenがどういう演奏をしているかが気になる。いつもと変わらないとは思うのですが。

 今日一日本当に眠くて、せっかくマイルス自叙伝をエレクトリック時代でJimi Hendrixなんかも登場してるところまで読んだのにほとんど頭に残ってません。というか女の話ばっかだったような。フランシスって誰だ。ではまた。

4/2

 今日はblack berryでセッションでした。来週金・土はblack berryにて中川正浩さんライブ&セッションです。

 Herbie Hancockらマイルスバンドのミュージシャンはより音楽的にフリーな演奏をしたがったといいます。でも、今のHerbie Hancockの演奏を聴いてもあまり緊張感を感じないのです。結局何がしたかったのかと考え出すと頭が痛くなるというか。本当に進んでいっているのか。もしかしたらこちらがわかってないだけかもしれない。100年したらはっきりとわかるようになるのかも。でもそれってどうなんでしょう。

 新しさなんてどうだっていいことですが、わかりやすいことを広げていっている感がいなめない。もっと繊細なものなんじゃないかと思ったりします。弟のパソコンで更新中。「カタカタうるさい」といわれました。明け方の更新はまずかったか。ではまた。

4/1

 とうとうパソコンがダメになってしまったので、今日の所はこちらに更新します。昨日はblack berryに行ったのですが、その後の飲みの席で気絶?してしまい、朝までお世話になってしまいました。

 今日も夕方にblack berryに行きました。Wayne Shorterの"Juju"をかけてもらいました。感動。John Coltraneもそうですが、音楽のコンセプトをどこかアフリカに求めている感じがありありと伝わります。モードの響きそのものに民族的なものが多く含まれているからかもしれません。エキゾチックな魅力とか言うのかも。

 ちょっと時間があったのでマイルスデイビス自叙伝を読みすすめました。やっとHerbie Hancockらが登場。Anthony Williamsをマイルスが大絶賛。

 今日はtrombone clubで演奏でした。明日はblack berryのセッションに行きます。お時間有る方是非どうぞ。ではまた。