2004年6月

暖かい。

 

6/30

 昨日見てきた服で買うかどうか迷ってたやつを結局買いにいってきました。テキストまで買って随分お金が飛びましたが、カードで無い金を先取りして使ってるのであまり実感がわきません。かなり怖いです。でもカードって何かと便利ですよね。

 Bud Powellの「バドパウエルの芸術」という邦題でお馴染みの"Bud Powell Trio"という作品ですが、あれ何度聴いてもすごいです。やっぱThelonious Monkの影響が色濃いですね。でもそれがパウエルの演奏の裏打ちをしているというか、晩年演奏がやばくなってきてもそこだけはしっかり残ってます。

 パウエル味を出そうとすればかならずどこかでモンクの臭いが付きまというと思うんですが、パウエルの影響を受けた人たちは枝が分かれていくほど徐々にモンクの臭いを薄くしていっているような。ただのホールトーンスケールとして消化されてしまうんでしょうか。

 今日は遅刻して欠席扱いだったので悔しかった。ので明日はちゃんといきます。ではまた。

6/29

 服を買いにいったらカードが止められてて焦りました。ちゃんと引き落としができてなかったらしく。どうやら丁度授業料の引き落としの後にカードの請求が来ていたようです。注意しないと。

 amazon.co.jpでHank JonesとTommy Flanaganのデュオの作品を見つけました。試聴してみるとまるでソロのように聴こえました。バップピアニスト二人のデュオってどうなのだろうか。でもかなり興味があります。Herbie HancockとChick Coreaのデュオとは全く異なったもののようです。

 同じデュオでもBenny GreenとOscar Peterson、小曽根真とOscar Petersonなど、新しいものも結構あるようで。Gonzalo RubalcabaとHerbie Hancockのデュオは結構つらかったですが、興味はあります。

 しばらくはCD購入はナシの方向でいきます。きりがない。財布の紐をきつくしていきます。ではまた。

6/28

 朝も何とか起きて学校へ行きました。あんまり天気がいいもので、学校内を散歩してみました。隅々まで回ると意外と知らない所が沢山あって楽しかったです。散歩コースとして結構いいかも。

 Grant Greenは朴訥とした語り口で・・という感じの評価はいたるところで見ますが、なんというか、最近聴いてて凄みを感じます。演奏の構成だとかノリだとか、これはちょっと誰も勝てないだろうと思わせる類の。何だかわからないけれど物凄く説得力がある演奏です。

 "The Ratin Bit"は全曲ラテンを集めてきた企画モノみたいな作品ですが、普通ならどこかの批評家にボコスコ叩かれるような種の作品であるにもかかわらず大変な名作に仕上がっているようです。聴きなおして改めてそう思いました。どの曲もどこかで4ビートが関わってくる、そういうところが玄人も飽きさせないのかも。

 今、John Scofieldの"Grace Under Pressure"というアルバムを買うかどうかで結構迷っています。高校のとき試聴盤のようなCDで一曲だけ聴いて強く魅了されました。ジャズかどうかはおいてくにして。お金にゆとりができたら買ってみます。ではまた。

6/27

 定期演奏会。楽しかったです。後輩の晴れ姿に親心?を感じる一幕も。感涙。

 定期演奏会Fukuoka Blue Noteにて行われました。何が難しかったかって、PAとかいうやつです。楽器の音を指先ひとつでがらりと変えてしまう、やつらは曲者でした。場所が場所だけに音に手を加えずそのままにというわけにはいかず。外からビッグネームを呼ぶ時なんかは尚一層苦労するんでしょう。

 さて。明日からまた頑張ります。今日は日曜であるにもかかわらず2:00の更新となりましたが学校には行くつもりです。一応。ではまた。

6/26

 定期演奏会が明日に迫る。

 部室でArt Tatumの"Piano Starts Here"をかけてみました。前時代的ではありますが、テーマを大事にした歌心にみちた演奏はいつも僕の心を捉えて放しません。でも周囲にはあまり評判がよろしくないようで。残念です。

 そういえばCharlie Parkerの本の中にもArt Tatumが出てきました。テイタムの演奏に時折現れるどこかで聴いたような一節。そういう遊び心のある演奏が大好きだったとか。あの目にも止まらぬ音の流れをサックスに応用できないかと考えた、とありました。テイタムのピアノを聴くため店で皿洗いのアルバイトをし、テイタムが去るとパーカーもバイトをやめたそうです。

 早く寝て明日に備えます。ではまた。

6/25

 明後日、所属しているサークルの定期演奏会があります。結局オルガンを弾くことに。

 もうチケットは完売ということです。来てくださるみなさんには本当に感謝しています。僕はあまりまじめな部員ではないのでこういうことを言うのもおこがましいのですが、部員一堂お待ちしているのでどうぞ楽しんでいってください。

 オルガンを始めて早一年くらい。ようやく慣れてきました。まだ頭がちゃんとついてきませんが、練習すれば大体追っていけます。来年、再来年にはもっとしっかり弾けるよう努力していきます。ではまた。

6/24

 眠い。ただいま6:00。black berryより帰宅。限界に近い飲み方をしました。今日学校行けるのかどうか。

 Benny Greenというピアニストがいます。"That's Right"というアルバムがあって、それをblack berryでかけてもらっていたのですが、これがえらく格好いいのです、19才のChristian McBrideにも注目。

 もう眠い。限界です。というわけで寝ます。ではまた。

6/23

 こないだ首になってからまた新しく得たバイト初日。今度は前回よりはうまくいくのではないかと期待しています。なんだかやる気も出てきました。でもまた学校サボりました。

 またもやJeff Watsの"Bar Talk"を聴いてしまいました。ブレッカーとかどうでもいいはずなのに。たまーに聴いてみると新鮮でいいのかも。Joey Calderazzoとか、普段は全く興味なしですが、ちょっとはちゃんと聴いてみたほうが何か得られるものがあるかもしれない。

 人に貸したっきり返ってこないGonzalo RubalcabaのCDが懐かしくなってきました。多分一回聴いたらまた飽きるんでしょうけど。高校のときはあれでずいぶん衝撃を受けました。今ではもはや過去。ではまた。

6/22

 そろそろ汗とその臭いと戦わねばならぬ時期がやってきました。ファブリーズしかない。

 録音のよしあしがあるのか、録音時の機材や楽器が違うのか、処理された結果そうなったのかわかりませんが、"Workout"と"Cool Struttin'"のPhilly Joe Jonesのドラムの音がかなり違って聞こえます。どちらかというと前者のほうが好きです。何か違いがあるのか、欺かれているだけなのか。気になります。

 そういや最近リマスタリングされたCDが売りに出てますがあれは何が違うんでしょうか。よくわかりません。誰か教えてください。別テイクが入ってたりするとあまり関係なく買ってしまうことも。ではまた。

6/21

 台風が来てるとか。傘がひっくり返りました。

 部室に遊びに行って「めんちゃんこ」なる店に数人で飯を食いにいくとジャズがかかっていました。多分Horace Parlanと思われる二曲、うち一曲はUs Threeでした。ギターのオルガントリオが一曲かかっていたのですが、誰がかよくわからず。多分Wes Montgomery直系のギタリストだと思うのですが。ブリブリとオクターブ奏法してました。

 そういえばSonny Stittと思われるサックスもなってました。Tangerineをやってました。アルト吹いてて、結構いい感じだったのです。検索してみたけど引っかかりませんでした。ちがうのかも。もうちょっと探してみます。ではまた。

6/20

 レポートに昼寝で一日が終わります。あんまり蒸し暑いもんでエアコンに頼ってしまいました。マイルスと入れようとすると必ず参る巣になってしまうのが鬱陶しい。

 よく考えてみるとこの日記ももう半年を過ぎました。いつまで続くのだろう。とりあえず新しく買ったCD以外はCD紹介の中に入れ終えました。よかったよかった。われながら随分面倒くさいことをやりました。夏になる前から暑さにやられている僕ではありますが、これからも頑張っていこうと思います。

 Ella Fitzgeraldが聴きたい。ではまた。

6/19

 薬膳カリーの店ベースキャンプから帰宅。今日は初対面のボーカルの方も交え、楽しく演奏していました。

 特に何かがあったというわけではないと思うのですが、何かいつもと違うものが聴きたいと思い、Jeff Watsの"Bar Talk"というアルバムをかけていました。コンテンポラリーなジャズはこういうものをいうのだろうと思ってます。Michael BreckerやBranford Marsalisなどのミュージシャンが参加。

 George Bensonの"Love For Sale"という作品があったので、それも聴いてみることにしました。これに入っているBlue Bossaは長い長いピアノソロの後、ギターソロが1コーラス終わったらF.O.してしまうというツワモノ。CDには曲目以外ほとんど何も説明がなく、サイドメンすらわからないという状態。輸入物の廉価版なのかもしれないけれど、いくらなんでもこれはないだろう。調べてみるとこれはどうやら今では"Live At The Casa Caribe"というアルバムに含まれているようで、パーソネルはピアノMickey Tucker、ベースGeorge Duvivier、ドラムAl Harewoodでした。

 今日は眠かったけれど結構楽しい一日でした。別に、飲んだからとか、そういうのではなく。久しぶりに満足行くくらいジャズを聴きました。明日もこうありたい。ではまた。

6/18

 友人宅で飲み、帰りに寄ったblack berryより今帰宅。Barry Harrisの"In Spain"を借りてきました。じっくり堪能しようかと。

 昔の人の演奏がすばらしく聴こえるのはもしかして録音のせいではないかと思うところがあったのですが、それを吹き飛ばしてくれたのが"In Spain"です。いいものはいつになってもいいらしい。

 今日はなんだか無茶な飲み方してすぐに酔ってしまって。でも一眠りして復活です。迷惑をかけてしまいました。現在5:30。そろそろねよう。ではまた。

6/17

 今日はちゃんと学校へ。でも誰も僕の髪に突っ込んでくれなくて。誰か。

 今black berryから帰ってきたところです。なんと中川正浩さんのライブに加えていただけることになりました。ので報告します。7月14日(水)、ブラックベリーにて。がんばります。

 先日聴いていたGene Ammonsの"There Is No Greater Love"はどうやらSonny Stittがアルトを吹いているらしいことがわかりました。ちゃんと確認してないのですが、本当臭いです。"Boss Tenors"なるアルバムが多分そうだと思います。買ってみようかなあ。

 今1時。意外と普通の時間。明日はちゃんと起きられそうです。ではまた。

6/16

 昨日のみすぎて今日朝寝過ごしました。そのままサボって髪きりに行って、髪の色をもうちょっと明るくしてきました。

 Gene Ammonsの"There Is No Greater Love"がなぜか僕のパソコンの中に入っているのですが、これ結構気に入ってます。パーソネルなど謎が多いのですが、ちょっと調べてみようかと。

 曲別に探すのは結構面白い。新たな発見があります。実際、意外とノーマークだったものがあったり。自分が適当な聴き方してたことが丸わかりです。今まで"No Greater Love"についてはPaul Chambers、Sam Jones、Gene Ammons、Kenny Drew、Lou Donaldson、Mike Sternの演奏を聴きました。個人個人の解釈が面白い。ではまた。

6/15

 すばらしく飲みました。ただいま5時30分。がんばります。

 今日はこのまま行くか学校休むか、際どい所です。どちらかというと学校を休むほうに傾いてます。なんにせよ眠い。

 図書館に行ってこないだ借りてきたのを返そうと思ったのですが、返しそびれました。Miles Davis "Relaxin'"、Freddie Roach "Good Move"。一週間、これで過ごします。

 図書館のシステムに変更があったものの、結局は大きな変化はなく。家族のカードを使えなくなったくらいのもの。というわけで引き続き利用して今度はMiles DavisのCDを沢山聴きます。ではまた。

6/14

 またもやバイトを失いました。頑張ってたつもりだったのに。いつも空回り。もういやだ。

 こんなときこそCharlie Parkerの吹く"Out Of Nowhere"に耳を傾けます。やさしい雰囲気を与えるコード進行に乗せてパーカーの美しいソロが進みます。

 Out Of Nowhereといえば、わずかにアレンジされた"Nostalsia In Time Square"という曲があります。こちらはCharles McPhersonの"Bebop Revisited"という作品の中に入っています。Charlie Parkerのもつニュアンスを出すことは出来ないのでしょうが・・こちらもすばらしいと思います。

 こういう欝な気分のときこそBluesを聴くのがぴったりだと思うのですが、特にBluesでも昔のものほどよいかと。癒されます。ではまた。

6/13

 髪を切りに行こうと思ったのですが、今月出費が激しく、もうちょっとちゃんと収入が見えてからにしようかと。髪を切りに行くという予定が消えたら途端に眠くなって、気がつけばもう23時。損した気分です。

 久しぶりに"The Art Tatum Trio"なる作品に耳をやっています。人によってはこのように弾き倒す演奏は聴きたくないと思うのでしょうが、僕の好みにはヒットしているのです。ドラムのJo Jones、ベースのRed Calenderもすばらしい。

 Erroll GarnerとかArt TatumとかNat "King" Coleとか、一昔前のピアニストを見ると決して現代には存在し得ないようなすばらしい演奏家が沢山いたと思うのは間違いでしょうか。時代的な背景がそうさせているのかもしれませんし懐古主義者と笑われたらそれまでですが、現代のジャズに寂しさを感じるところがあります。

 Charlie Parker生き返らないかなあ。ではまた。

6/12

 帰宅。随分飲んできました。福新楼での会合、その後のblack berry。今日はなかなか体調が良いらしく、酔いはしましたが量を飲んでる割には副作用が少ないというか。

 Grant Greenの"The Complete Quartets"がかかっていました。というか、勝手にCDをセットしました。何度聴いてもすばらしい。僕の好みに的中した演奏です。元は数枚のレコードで、"Oleo"ほか3枚を集めたものだと思います。正直"It Ain't Necessary So"以外はあまりまじめに聴いてないです。だってアレがあまりにすばらしいから。

 次はBarry HarrisとCharles McPhersonが演奏しているCDを購入しようかと。収入のめどが立ってから。ではまた。

6/11

 backstageで演奏してきました。どうにも難しいのが音のバランス。特にオルガンのような電子楽器では音量調節が容易なために一層神経を使います。

 意外とみんな持っているのかもしれない。"Unity"。Larry Youngのリーダー作といえばこれなのか。確かに二曲目の"Monk's Dream"なんかはElvin Jonesとのデュオでの演奏で、すばらしい演奏です。どれがどのくらい有名なのかはよくわかりませんが、とりあえあず有名そう。

 演奏の打ち上げというかなんというか、結局飲んできてしまいました。明日も飲みがあるというのに。でも今日はかなり遠慮して飲んできたので明日は大爆発します。楽しみです。ではまた。

6/10

 black berryより帰宅。久しぶりにきわどい時間の帰宅です。明日起きられるのか。

 広いところで聴いてもやっぱりEric DolphyはEric Dolphyでした。"Out To Lunch"をblack berryでかけてもらいました。お客さんがいるのにもかかわらず。実際かけてみると極自然に時が進むというか、なんか普通でした。

 今日図書館で借りてきたFreddie Roachの"Good Move"もかけてもらいました。三拍子のIt Ain't Necessary Soはかなり印象的。相変わらずのファンキーな演奏にも注目です。

 図書館にはまだまだ知らざる作品があるようで。借り尽くすには時間がかかりそうです。ではまた。

6/9

 風邪のせいか、頭がぼーっとします。鼻水も相変わらず止まりません。昨日はよく寝ようと思って早めに床に就いたのですが、朝いつもの時間に起きることができず、遅刻しました。

 どうやら僕の好みに一番合っているオルガン奏者は今のところLarry Youngに決定のようです。なぜだかよくわかりませんが、好きです。特に、そのオルガン奏者としてはあっさりとした演奏に惹かれます。

 いろいろ試聴してみて、どうやら初期のものはJimmy Smithに傾倒したスタイルでやっているようだということがわかりました。リーダー作にもいろいろあるようですが、ちょっと聴いてみた感じだとオルガンのJohn Coltraneだとか呼ばれ始めたあたりの演奏が一番趣味に合うようで。それ以後はなんだかよくわからないようなものもありました。

 なんだかよく見てみるとPhil WoodsのDVDの音と映像が微妙にずれていて痛い。せっかくかっこいいのに。ではまた。

6/8

 我が家で風邪が流行ってます。僕も流行にのってみました。というわけで昨日から鼻水が止まりません。咳こそ出ないものの、頭もぼーっとします。過去ログを見てみると結構な頻度で風邪ひいてますね。気をつけないと。

 先日見ていたCharlie ParkerのDVDにはColeman HawkinsやLester Youngが入っていました。僕は彼らの演奏には思わず手に汗握るような即興演奏は見出せませんが、とにかく音がいい。なんというか、セクシーな音です。音楽は大体過激な方向に進んでいくものだと思っているのですが、昔の人の演奏は聴いていてとても気分が落ち着くというか。

 Charlie Parkerを知ろうと思えば今度はその成り立ちに関わった人たちに興味がわいてきます。Jay McShann、Lester Young、Jo Jones、Art Tatum。とりあえずJay McShannのビッグバンドの録音に初期のパーカーの演奏の録音があるのでそれを聴いてみたいな、と。ではまた。

6/7

 湿気が多いとなぜだか疲れます。

 最近Unity Unityとしつこく叫んでいる僕ですが、なにもそれだけを聴いているわけではありません。Charlie Parkerの"Flying High"という作品はNew Yorkでのライブ盤らしく、それこそStar EyesやOrnithologyといったおなじみのナンバーが数多く収録されています。先日の動くパーカーも感動的でしたが、魅力なのはやっぱりサックスの音です。Charlie Parker本人のお気に入りはストリングスとの演奏だったらしいのですが、悪いけど僕はこっち。ごめんよパーカー。

 パーカーがテナーを吹いている作品がいくつかあるようです。三枚かな。偽名を使っての吹き込みをしたりと、契約のことでごたごたがあったようで。そっちも聴いてみたいものです。逆にSonny Stittはアルトを吹いているものを聴いたことがないので、そっちも。ではまた。

6/6

 動くCharlie Parkerです。Coleman Hawkinsと競演してました。ドラムはBuddy Rich、ベースはRay Brown。Buddy Richのソロを見て笑うCharlie Parker。ほかにもColeman HawkinsやLester Young、Ella Fitzgerald、Dizzy Gillespie、Hank Jones、Oscar Peterson、Count Basie、Joe Pass、Harry Edisonなど、名の知れたミュージシャンの映像を収録した"Norman Granz Presents Improvisation"。いろんな意味で楽しめます。

 昔の映像がDVD化されるにつれ、面白いものをたくさん見ることができるようになってきました。Wes Montgomeryの演奏なんてその代表的なものですが、僕の希望としては動くBud PowellをDVD化して欲しいのです。もしあれば。

 動画もいつか掘り尽くされるんでしょう。それまでにどれだけのものが出てくるのか。楽しみです。ではまた。

6/5

 Unity最高だーと叫んでしまいます。やはりLarry YoungはオルガンのJohn Coltraneでした。今日は飲み会でそれなりに飲んできたのですが、残念ながら朝からのバイトに備えてちゃんと睡眠を確保すべく帰ってきました。

 Larry Youngは、ハードバップにオルガンを持ち込んでいった第一人者の一人と言えるのかもしれません。Larry Youngの手堅い演奏の前でWoody Shaw、Joe Hendersonの演奏も自由に広がるというか。今はなきElvin Jonesの姿もそこに。

 Barry Harrisのソロアルバムはいまや僕の日課に組み込まれています。愛すべき演奏がここに。ではまた。

6/4

 Woody Shawに注目してしまったのがLarry Youngの"Unity"という作品。狂ったようにペンタトニックを弾く、オルガンのJohn Coltraneといえばこの人。初期はそうでもないらしく、Grant Greenの"I Want To Hold Your Hand"で聴かれるようにオーソドックスなジャズを演奏します。

 オルガンにも色々いるんだな、というのが正直な感想です。Jimmy SmithとかFreddie Roach、Jack McDuffのようにファンキー路線を突っ走る人たちが王道だと思っていたのですが、必ずしもそうとは言えないようで。

 今日はJoey DeFrancescoやJimmy McGriffがBlue Noteに来ているらしいですが、結局行かずじまいです。オルガン三台という売り文句にはかなり弾かれたのですが、やめました。後で後悔してしまいそう。ではまた。

6/3

 Johnny Griffinはその弾力のある音で聴かせるというか、未だによくわからないんですが個性的です。Sonny Rollinsとよく間違えていましたが、今では区別がつくようになりました。先日借りてきた"The Congregation"はサイドメンにSonny Clarkを加えた名盤。どこか古臭くもある選曲も心地よい。好きです。

 結構増えつつあるSonny Clarkサイドメン作。そういえば借りてきた中にある"The Magnificent Thad Jones"にはBarry Harrisが。バッキングにしびれます。レンタルCDは宝の山。最大限活用します。

 眠いですが明日はちょっとしたテストがあるらしく。学校なんか〜というわけにはいきません。でも今寝ても結局厳しいような気も。どうするか、今から決めます。多分寝ます。Barry Harrisを聴きながら。ではまた。

6/2

 届きました。

 Miles Davisの"Nefertiti"はAnthony Williamsらリズムセクションの演奏がスリリングで面白かった。Herbie Hancockが同じことにチャレンジしてみたくなるのもわかる気がします。Wayne Shorterの有名なオリジナル曲"Pinocchio"も。でも面白いものを聴くという感じは拭えない。

 それより何よりBarry Harris。"Listen To Barry Harris"はソロアルバムです。Barry Harrisたたでさえシングルトーンを基調としたシンプルな演奏をするのにソロピアノだとどうなるのかと楽しみにしていたのですが、逆にそういうスタイルだからこそ一人で演奏してもまるでオルゴールがなるような心地よい印象を受けます。

 全体としてバップ期以前のにおいを感じさせるところがあり、例えばストライド奏法をなぞったようなところがあり、ジャズにおけるソロピアノというものにはFats Waller、Art Tatumらバップ期以前に活躍したミュージシャンの影響が大変強く残っていると感じざるを得ません。でもやっぱりBarry HarrisはBud Powellです。

 昨日借りてきたCDは結局Sonny Clark聴きたさに借りてきた感じなのです。Johnny Griffinの"The Congregation"とか、Bennie Greenの"Soul Stirrin'"とか。結構使えるぞギガ天神。ではまた。

6/1

 本のCharlie Parkerが下火になってきてから、僕も元気がなくなってきました。溜め息が出ます。はあ。

 今日、black berryの帰りにGIGA天神に寄ってきました。一桁目に1の付く日は半額らしく。Miles Davisの"Birth Of The Cool"、Johnny Griffinの"The Congregation"、"The Magnificent Thad Jones"、Bennie Greenの"Soul Stirrin'"の4枚です。今日はもう遅いので明日聴こうと思います。

 よく考えたら、もうそろそろMiles Davisの"Nefertiti"とBarry Harrisの"Listen To Barry Harris"が届きます。聴き切れるのか。ではまた。