2004年5月

暖かい。

 

5/31

 Charlie Parkerの演奏は、半世紀たった今も色褪せないのですが。

 Charlie Parkerの話も大詰め。マイルスが台頭しとうとう流行に置いていかれ出したパーカーは、しかし決して演奏能力でひけをとっているわけではなく。挫折のあった少年時代、ただただ傲慢な青年期。まだ30代のはずなのに、話の流れはもうすでに彼の死期が近づいているかのように感じさせます。

 最近Windows Media Playerの調子が悪く、思い通りに動いてくれません。困った。確かにwmaファイルにすればかなり小さくなるんですが、なんせ使い勝手が悪い。容量がやや大きくなるものの、mp3のほうがより広く使える分これからは良いかも。乗り換えるか。ではまた。

5/30

 "Speak Like A Child"が届きました。"Riot"に始まり"The Sorcerer"に終わる。ドラムがAnthony Williamsでなかったのが意外でした。

 ロマンティックな演奏もあったり。面白かったです。Speak Like A Childはボサのリズムに乗せて、なんというかきれいな音楽でした。

 近いうちに残りのCDも届くのか。でも先月の服の請求が来てて、結構危機的です。カードは怖いなぁ。もうちょっとちゃんと管理しなければ。ではまた。

5/29

 Eric Dolphy "Out To Lunch"というCDを買ってみたわけです。アヴァンギャルドな作品でした。今度夜遅くにblack berryに行ってかけてもらおうと思います。というか、ほかのお客さんがいるときにはちょっと無理っぽい。

 Borderline Recordsというレコード屋がちょうど20%引きで、いろいろ見てきました。Miles Davisの"Nefertiti"もあって、もうこっちで買ってしまおうかとも思いましたが、別テイクが収録されている方を買いたいと思い、ネットショッピングの配送を待つことにしました。

 正直、ジャズの店で買うよりも安かったです。もちろん品揃えには文句を言いたいところがあります。本当に欲しいものを探すんだったら、ジャズのとこじゃないと無理かと。ただ、見に行って損はないというか。

 安ければ「ためしに」という気持ちになって買ってしまいます。実際のところそんなに損した気分になることはないし、むしろ興味が広がることのほうが多くて、どちらかというといいことのほうが多い気がします。でも、もう少し財布の紐をきつく締めて。ではまた。

5/28

 ギタリスト中川正浩さんのライブに行ってきました。オルガン、ドラムによるトリオです。やっぱ、CDを聴くのと生で聴くのは全然違って。こんなこと当たり前のことですが、大事ですね。

 随分暑い。曇っているせいか。汗もにじみます。結局徹夜、今9:00です。眠い。ではまた。

5/27

 Nat King Cole、Erroll Garner、Art Tatumがバップ前の頃の三大ピアニスト的存在だったそうです。black berryでNat King ColeのCDがかかっていたのですが、これが最高によかったです。バップの前の時代の演奏は流れるようなアドリブがないというか、なんかそういう感じであまり理解しない人がいるようですが、この人は抵抗なく聴けるのでは。

 以前ラジオでNat King Coleの"Candy"の演奏がかかっていたのですが、それが大変すばらしく、録音して何度も聴きました。世間一般では歌で知られる方が多いような感じなんですが、もったいない。ぜひ聴いてください。

 レポート、アルバイトで結構忙しく。何とかなるとかいい加減なこと言ってられません。週末に詰め込むことになりそうです。ではまた。

5/26

 電車の中ではBarry Harris、Wes Montgomery、Hank Mobleyを聴く。30分くらい乗るときは、マイルスの伝記片手に。

 ああ眠い。ここ数日ちゃんと寝てない気が。明後日は人のライブなのでしゃきっとしておきます。Speak Like A Childがすぐ届きそう。うふふ。

 あーもうだめ。もう寝ます。ではまた。

5/25

 買ってしまいました。"Nefertiti"、"Speak Like A Child"、"Listen To Barry Harris"。届くのは月末あたりになりそう。今月の買い物はこれでお終いです。

 ネットショッピングで中古商品を探せるとは、世の中随分便利になりました。"Speak Like A Child"は中古での購入です。1000円と、安価。来てみないとわかりませんが、別にケースが割れていようがどうなっていようが、CDがちゃんと聴けたら何も問題なしです。傷ついてたらさすがに返品しますが。

 "Speak Like A Child"は管をバックに実質Herbie Hancock Trioだけの演奏が進むという、いわゆるNefertiti型の作品だそうで。大変楽しみにしています。

 初めて買ったHerbie Hancockの作品は"Dancin' Grooves"というファンクのアルバム。ラジオであってたやつに惚れた次第。軽いノリが癇に障ることもありますが、今でも聴き返すことがあるというのは一応ちゃんとした作品であるという証拠でしょう。ファンクは好き。でもファンクみたいなのしかしない時のハービーは嫌いだ。

 日記が長いのはネタがあるしるし。CDでも買えば一気にボルテージが上がります。届いたらまたハイテンションで叫びながら日記をつけます。しかも今度はBarry Harris。楽しみです。ではまた。

5/24

 バイトから帰ったのが22:30。結構ぎりぎりの一日ですが、こういうみっちり詰まった日のほうが好きです。時間を有効活用できている気がする。ピアノがあまり長く弾けないのがつらいですが。

 パーカーの本と並行して読んでいるマイルスの伝記"So What"ですが、ようやくパーカーとの初録音のところまで来ました。パーカー・ガレスピーの録音中スタジオで熟睡していたという嘘か本当かわからない話とか、マイルスの演奏が「ガレスピーのまねをしたがるどっかのボウヤ」扱いされていたりとか。Savoyでの録音が舞台です。

 パーカーは全部わかっていたとか。マイルスの演奏に何か感じたからこそ彼はマイルスを自分のバンドで使ったのでしょう。効果的な音の使い方、音の選びなど、大変評価するところがあったようです。当時のジャズ批評家のほとんどが相手にしなかったマイルス。ジャズの帝王マイルス。

 Barry HarrisのCDが欲しい。ではまた。

5/23

 朝からバイト。昼に帰ってからはレポート地獄です。とりあえず3つは仕上げました。あと、多分3つ。ちょっとつらいですが、なんとかなるでしょう。そういう生き方です。

 アルバイトが決まるや否や、アマゾンのショッピングカートの中身が10個くらい増えました。さすがにこれはいかんだろう、といくらか減らしました。Miles Davisの"Nefertiti"、Herbie Hancockの"Speak Like A Child"は買うことに決めました。

 コンプリート・ジャズ・コミック・コレクションというジャズの漫画に"Speak Like A Child"にかけて"He Likes A Child"と、絵付で書いてありました。「マイケルやん」という突込みが大変面白かった。Michael Breckerのことかと思ったらMichael Jacksonのほうでした。逮捕。

 Hank Jonesのが何か欲しいのですが、あまり当てがなく。というかこの人はあまり名盤に恵まれなかった人なのかも。そういう評価をされているのを見た記憶があります。それでもHank Jonesと言えば巨匠に名を連ねる偉大なピアニストのはず。何かいいのがあったら誰か教えてください。現在持っているのは"Direct From L.A." というThe Great Jazz Trioによるアルバムのみ。しかもレコードで、買ってから二回くらいしか聴いてません。つらい。Hank Jonesの後ろでドタバタとRon Carter、Tony Williamsが煽る感じもなんか違う気が。

 腹痛は大分治まったのですが、腸のどっかに屁がたまったような変な感じです。昔、ガスの溜まりすぎで手術した人が電気メスによって引火、爆発して死亡したというのをテレビで見たことがあります。笑い話みたいですが、あんまし洒落になってません。怖い怖い。ではまた。

5/22

 腹痛が続きます。でも昨日ほどではなく。バイトにはちゃんと行けました。朝までの間接の痛みもほとんどなくなりました。月曜には完全復活か。レポートを5つくらい残し。

 Miles Davisの"Nefertiti"がかっこいい。しびれます。以前BackstageでNefertitiかかっているのを聴いて、とりこになったのですが、多分ピアノがHerbie Hancockであろうということ以外は何も手がかりがなく。誰のアルバムだろうと思っていたところ、とりあえずNefertitiといえばMiles Davisの作品が有名だということ。昨日の夜、ふと気が向いてアマゾンで視聴していたところ、なんと大当たり。あれじゃないですか。買うことに決めました。万歳。

 買うにはお金が必要。倹約生活の始まりです。どうでもいいですが、屁が止まりません。もしかしてそのせいで腹が痛いのでは。たまりません。ではまた。

5/21

 腹痛が治りません。10回弱トイレに駆け込みました。学校も休みました。現在正露丸を摂って休んでます。指の間接が痛くてピアノも弾けません。パソコンのキーボード打つのもちょっとつらい。明日のために今日はしっかり休みます。

 Elvin Jonesの訃報。18日、享年76歳だったそうです。奥さんが長崎の人で、長崎に住んでいたこともあったとか。うねるようなドラミングは衝撃的でした。一昨年福岡Blue Noteに来たのですが、そのときはあまり興味がなく。いつも、後にどうしようもなくなってから後悔します。

 初めてElvin Jonesを聴いたのは高校のとき、Phineas Newborn Jr.の"Please Send Me Someone To Love"でした。何をしているかトンとわからず。しかしドラムの持つ可能性というか、魅力の一つを垣間見た気がします。

 ご冥福をお祈りします。ではまた。

5/20

 寒い。腹痛い。

 black berryでは腹痛のあまりろくに音楽に耳を傾けることもできませんでしたが、Wayne Shorterの"Night Dreamer"やStanley Turrentineの"Up at Minton's"がかかっていたことは覚えています。今度行ったときSonny Rollinsの"Way Out West"を頼んでみよう。

 腹が痛い。腹が痛い。梅干を食べて寝ます。ではまた。

5/19

 雨降りました。台風がどうとかいう話も。ちょっと勘弁して欲しい。自転車ではひどいことに。

 Ray Brownの"Something For Lester"を聴いてみています。ずいぶん久々に聴きます。あまり好きになれず敬遠していたというか。録音が新しいせいか、ベースの音もあまり好きではなかったし。Cedar Waltonの演奏スタイルもあまり好みではなかったし。

 Ray Brownがサイドメンとして最高のベーシストなのはOscar Peterson Trioで実証済みです。歌うベースで単調な四つ刻み以上の彩りを添えるRay Brown。ベースがよくわからなかった僕でさえ虜になっていました。しかし、どうしても僕が好きなRay Brownは昔の録音のRay Brown。結局のところ、あまり沢山聴いたことがあるわけではないのでイメージが偏ってるんですね。

 弟に肩をもんでもらいました。左肩が妙に凝っていて。でもよく考えると、弟が「かたいかたい」と言っていたのは骨ではなかったのか。ではまた。

5/18

 楽器を質に入れてはヘロインを購入。Charlie Parkerは天才だからそうなったのか、はたまたそうなる人に天才が多いのか。むしろ天災と言い換えられるかも。

 Wayne Shorterの"Speak No Evil"はたまりません。あの緊張感。何度聴いてもビシビシと伝わってきます。black berryに行ったときは機会あるたびにかけてもらっているのですが、今日もその例に漏れず。ビールまでご馳走になっていい気分で帰ってきました。

 雨がざあざあ降るはずが、意外といい天気してます。雨が降らなかったらいいなぁ。ではまた。

5/17

 新しい仕事に初めて行ってきました。筑紫野市はちょっと遠いですが、これからも頑張って行ってきます。

 電車の中でWes Montgomeryの"The Wes Montgomery Trio"を聴いていました。マイルスの伝記を読みながら。Charlie Parkerの演奏は展開があまりに速すぎてメモが取れなかったとマイルスは言ったそうです。Charlie Parkerの本にも、周囲はついていけなかったと書いてありました。

 パーカーはマイルスの家に押しかけては飯という飯を食らっていったそうです。しまいにはパーカーを追ってきた売人まで一緒に来る始末。友人の楽器や何や、拝借して帰ることもあったとか。演奏はともかく、ろくでもない人間ではあったようです。

 うまく予定を詰めてアルバイトもこなしていこうと思います。電車に乗っている間は本を読むつもりです。意外と合理的に時間が使えるかも。頑張ります。ではまた。

5/16

 髪、切りました。染めてみました。なんか恥ずかしい。

 昨日、バイト先の人と飲んだときにやたら「ジャズっておしゃれだ」という印象があるのを感じました。とりあえずblack berryと店の位置を宣伝しておきました。「絶対いく!」と言ってくれたので、楽しみに待ってみようと思います。

 ジャズでこういうのを知っていたら粋だ、というのは何かないかと言われ、随分困りました。Miles Davisをマイルスと呼んだりCharlie Parkerをパーカーと呼んだりするとなんだかジャズを知ってるっぽいですよ、と言ってみましたが、どうなんでしょうか。それだけ知っててもどうしようもないような・・。

 風邪です。多分熱もあります。雨に打たれるとよいことがないので、傘だけは持って出るよう気をつけようと思います。ではまた。

5/15

 バイト先の先輩方と飲みへ行ってきました。とてもいい人たちで、長く付き合ってくれそうでした。よくお世話になるかもしれない。この関係を大切にしようと思います。

 ジャズ研で定期演奏会出演バンドの選考会がありました。オーディション形式で、7バンドが志願、4バンドが選ばれました。厳しいですが、結果は結果。努力が妥当に報われたかは何とも言えないところがあるかもしれませんが、一方で努力が十分だったかどうかが疑わしいところだってあります。出て欲しかったと思うバンドも落とされることだってある。評価する側がちゃんとしてるとは僕は思ってません。何が妥当か、なんて結局自分が決めること。難しい。

 雨が降り続けます。梅雨というか、天候が不安定な季節ではあります。休日でよかった、と今は思います。そろそろ自転車生活に終止符を打ちたい。でもってCharlie Parkerになりたい。ではまた。

5/14

 「バードは生きている」、大ヒット中です。読み出したら気がつけば10ページ進んでいて、あれよという前に100ページ読んでいました。Charlie Parkerが栄光にいたるまでの失敗と挫折の数々。自分の大好きな音楽の美しさの陰に隠れた泥臭い練習。読んでいて勇気が出ます。他のミュージシャンとの出会いなんかも面白い。

 探してみると、Bud Powellの伝記もありました。買って、読んでみようかなぁ。

 本屋に行けば、それこそ山ほどジャズの本がありました。でも、その中の何冊が本当に面白い本なのか。マイルス自叙伝は本当に面白いらしいですが。読めるだけの本を読んでおきたい。ではまた。

5/13

 4:00。blacke berryから帰宅しました。朝からの学校がつらい。何とか気合で乗り切ります。明日が終わればもう休み。一週間なんて本当に短いもの。

 アルバイトが決まったので、収入がはっきり決まったらCDをまた買い始めようと思います。まずはBarry Harrisの"Listen to Barry Harris"。ついで"Plays Tadd Dameron"。Bobby Timmonsも欲しいなあ。Tommy Flanaganも。取らぬ狸の皮のこと話してもどうしようもないのですが、いろいろ期待してしまいます。レコードプレイヤー欲しいよう。原付欲しいよう。ではまた。

5/12

 これからバイト地獄です。沢山入れました。しかし、おかげで財政破綻から逃れることができそうです。暫くは。時間の遣り繰りに追われそう。

 今、「バードは生きている」という本を読んでいます。Charlie Parkerの生涯をつづったこの本は、字が小さくて読みづらいですが、当時のカンザスシティやジャズシーンの描写もあってとても面白いです。彼がキーというものをよく知らずに失敗したこと、Yardbirdというあだ名、なんだかどこかで聞いたことのあるような話の断片が一本につながっていきます。興味のある分野の本は面白い。

 眠い目をこすりながらも、頑張ります。睡眠時間3時間はちょっとつらいですが。ではまた。

5/11

 3:00、black berryより帰宅。Freddie Roachの"All That's Good"とかGrant Greenの"Visions"とか、今日は終始路線を踏み外していたように思います。が、妙に人気のVisions。人の好みもいろいろです。

 中でも人気だったのが、Mozart Symphony #40 in G Minor, K550, 1st Movementです。途中で急にファンキーになるんですが、そこがかっこいいとか。Grant Greenはファンクやってもかっこいいかもしれない。むしろGrant Greenだったら何でもかっこいいのかも。

 今日は学校休みでした。創立記念日だったようで。どうせなら明日がそうだったら良かったのに。今から寝て明日起きるのは一苦労しそうです。頑張ります。ではまた。

5/10

 じめじめしていていやな感じです。ピアノが傷む。

 どうしても新しくCDが買いたくて。Barry Harrisの"Listen To Barry Harris"というやつです。ソロアルバムらしいのです。バップミュージシャンのソロアルバムは他に一体何があるんだろう。ソロが沢山入ったやつはBud Powellとかでありますが、ソロアルバムというのは。

 Sonny Clarkの"Memorial Album"というやつでSonny Clarkがミドルテンポのソロピアノをやっていて、随分衝撃を受けました。ソロピアノって、それまでArt Tatumのようなものが一般的とばかり思っていたので。むしろあっちが異常だったとは。

 ソロって、難しい。一歩間違えばやりたい放題の自己満足に終わってしまいかねません。練って練って、披露するという感じが望ましいのでしょうか。考えないと。ではまた。

5/9

 雨がひどい。湿気は嫌いです。

 John JenkinsよりはKenny Burrellに注目しつつ、CDを聴いていきます。John Jenkins With Kenny Burrell。From This Momento Onというスタンダードもすばらしい。John JenkinsはCharlie Parkerの直系ジャズサックス奏者のようです。どちらかというとLou Donaldsonに似た感じ。というか、この時代の人でCharlie Parkerっぽくないジャズサックス奏者はいるのだろうか。

 僕個人としてはSonny Clarkがスタンダードを演奏しているのがうれしくてたまらない。探せばDexter Gordonの"Go"とか、結構あります。オリジナルの演奏がすばらしい人も沢山いますが、スタンダードという誰もが演奏する曲の数々をその人がどう解釈しているのかというところには大変興味惹かれるところ。

 Herbie Hancockがスタンダードをやっているのとかがあれば、それも聴いてみたい。今までJust One Of Those Thingsをトリオでやっているものしか聴いたことありません。すばらしいミュージシャンであるからにはスタンダードの演奏でも何か残していると思うのですが。

 昨日は日記をつけながら寝てしまうという大失態を犯してしまいました。今日はちゃんと夕方のうちにつけておきます。夕日がきれいなので、このへんで。ではまた。

5/8

 black berryから帰宅。3:00です。

 今日は福岡は赤坂のbackstageに行ってきました。福岡のアマチュアジャズミュージシャンが集まる有名なお店です。たまにプロのライブとかもやってるみたいですが、大部分がアマチュアミュージシャンの演奏。知り合いが演奏していれば、遊びに行ってセッションに加えてもらったり。

 軽くのんだつもりが、うとうとして、気がついたらもう7:00。いかん。時間もあるので今日は本でも。バードは生きているのです。ではまた。

5/7

 バイトの面接に行ってきました。どうやらうまくいきそうです。ちょっと期待して待ってみます。やっぱ、バイトは近場で探すのが一番。いくらお金が必要でも、さすがに昼間は溶接夜は音楽みたいなWes生活は無理。

 ウェスは本当にハードな生活をしていたようです。7人の子供を養うのにはそれしかなかったのかも。商業主義とか何とか叩かれた"A Day In The Life"も、自分の演奏環境のためには極自然の流れだったのか。決して駄作なんかじゃないとは思いますが、ポップスをやると必ず叩くジャズファン。

 Charlie Christianのスタイルを発展させた、といって正しいのかどうか知りませんが、ウェスにはそういう印象を持っています。偉大なギタリストは皆Charlie Christianを大事にしているのか。ではまた。

5/6

 2:30。black berryから帰宅。先日ギガ天神で借りてきたCDを一通りかけてもらいました。Lou DonaldsonからLouis Smith、John Jenkins、Bennie Green。確か毎月一日が半額で借りられることになっているので、今度は一日に行って二倍借りてこようと思います。

 やっぱLou Donaldsonが好きです。素朴。Charlie Parkerのフレーズの使いまわしが目立って、聴く人によってはあまり創造的でない印象を受けるかもしれませんが。実際演奏の方向性が新しい方に向いていないと思うので、その点は最初から気にする必要がないのかも。

 深いことは無しで、いいものはいいという感じです。何がいいか正直よくわからないので、先入観のない耳で以って選り分けていけたら、と。ではまた。

5/5

 用事があって、ジャズ研部室へ。McCoy Tynerの"Nights Of Ballads And Blues"を熟聴しました。何度聴いてもいいものはいい。

 聴き込むと、それまで聴こえてなかった音が沢山聴こえるようになってきます。一度聴いてよいと思ったからといってそれでそれがよいとは言い切れません。何度聴いても飽きないというのは、聴けば聴くほど新たな発見があるからのように思われます。名盤は奥が深い。かといって、一枚だけを延々と聴き続ける気にはなりませんが。

 まずは何が聴こえていないのか考えないと。奥が深い。がんばります。ではまた。

5/4

 福岡は天神のギガ天神というところにいくと、やたらBlue Noteの1500番台が揃っていて驚きました。90枚くらいあるとか?他は大したことないのですが、そこだけがたまらん。今度から活用させていただきたいと思います。

 今日はとりあえずLou Donaldsonの"Wailing With Lou"、Bennie Greenの"Back On The Scene"、John Jenkinsの"John Jenkins With Kenny Burrell"、Louis Smithの"Smithville"の4枚を借りてきました。量ばっかり聴いてもどうしようもないとは思うのですが、サイドメンにSonny Clarkが入ってるのを見て借りざるを得なくなったというか。

 何とか、安価に沢山ジャズを聴けるよう情報収集だけはしっかりやることにします。ではまた。

5/3

 Hank Mobleyの"Soul Station"を聴きながら一日過ごしました。何度聴いても飽きることのないこの音楽。100回は聴いたはず。個人的には名作に認定する用意があります。実は当時それほど人気のあるサックス奏者ではなかったというHank Mobley。それでもプロデューサーAlfred Lionの働きで沢山の録音が残ったとか。多少のミスがあっても全体としてよければそれを作品として発表したというAlfred Lion。Blue Noteに残る名作の立役者。

 掲示板をとりかえましたが、気づきましたか?さっき掲示板にちょっと手を加えてみました。もうちょっと味のある掲示板を目指したいと思います。

 連休中このまま雨が続いたらどうしよう、と。僕はもともと暇人なのでいいのですが、お出かけする予定だった人も結構いるはず。関係ないですが、洪水で人が死ぬ夢を見ましたので、水辺には気をつけてください。ではまた。

5/2

 休みが続くので、部屋の片付けです。結局連休の間バイトなし。連休明けから再びアルバイト探しを頑張ります。

 先日ジャズの教本を見に行きました。「初心者でも弾けるジャズ」「ジャズピアノのすべて」とか、そういう題のものが沢山ありました。ジャズチェロの教本なんかもあったり。どの辺まで使えるのか、怪しい。

 一方で本当に役に立つ教本もあるようです。どうやら九州に限ったことではないようなのですが、セッションのときにリードシートとして"The Professional Standard Jazz Handbook"を使います。赤本、青本でおなじみの「スタンダードジャズのすべて」も。渡辺貞夫氏、渡辺香津美の理論書もよく知られているようです。昔の人は教本なんか使わずにやったはずですが、使ったほうがより能率よく上達できることということもあるかもしれません。大切なのは実際に使ってみた人から「どれがよい」というアドバイスをもらうことなのでしょう。

 Charlie Parkerの"Now's The Time"は名作。ピアノを見ると、Hank JonesとAl Haigが。リーダー作ではどこかクラシックぽいものを感じさせるAl Haigも、ここではどこか違って聴こえる感じがします。むしろ、フロントによって演奏を変えられるのが大事なことなのかも。ではまた。

5/1

 薬膳カレーベースキャンプというお店では月に二回、第1・第3土曜日にアマチュアジャズミュージシャンの演奏があっています。始まって早1年半くらい。今日は後輩含め結構沢山の人が集まっていました。楽しいものです。

 長い間人に貸していたWes Montgomeryのトリオ作が帰ってきました。A Dynamic New Soundといえばこれ。"The Wes Montgomery Trio"です。Satin Doll、Whisper Notなど、スタンダードも沢山。人件費を安くするためにMelvin Rhyneにオルガンを弾かせたといううわさがありますが、本当でしょうか。でも結果として名作として残っているので、よし?

 この作品の後あたりは確かウェス、Harold Mabernらとのカルテットで活動しツアーを組んだりもしていたはずです。どこかで収録されたものがビデオとして数年前に出ました。こちらも必見。

 みなさんが連休をどう過ごしておられるかわかりませんが、僕はあまりのお金のなさに干からびそうです。日雇いでもやらないと。ではまた。