2004年4月

 

新春。出会い。別れ。

 

4/30

 2:00。ブラックベリーから帰宅。新入生歓迎コンパがありました。新入生の集まりは、ぼちぼち。で、二次会にブラックベリーに行ってました。

 コンパの店でJimmy Smithがかかっていました。普通の居酒屋だったのですが。どこでもジャズの聴ける世の中です。それこそ居酒屋からコンビニまで。確かに、わざわざジャズを聴きにジャズ喫茶に行こうと思う人は少なくなるかも。ジャズ喫茶というジャズ喫茶はもうほとんどないのでは、という気がします。

 飲みすぎた気がします。なんだかおなかが痛い。今回は吐くまで行かなかったので、とりあえずセーフ。でも気をつけよう。ではまた。

4/29

 3:00。ブラックベリーから帰って一息ついています。今日はいろいろかけてもらってきました。Freddie Roachの"Down To Earth"、Jackie McLeanの"A Long Drink Of The Blues"ほか。

 夕方には久しぶりに天神のComboに行ってきました。あそこはレコードの数がすごい。何か聴きたいと思ったらまず見つからないことはないんじゃないかと思うくらい。Albert Aylerの"My Name Is Albert Ayler"、Phineas Newborn Jr.の"A World Of Piano"。CDも結構ありました。Blad Mehldauの"The Art Of The Trio Vol.2"をかけてもらいました。生粋のジャズ喫茶という感じです。バーではなく。いまどき珍しいんじゃないかと。おすすめです。

 人間どうしても活動の幅は小さくなりがちなので、たまには活動範囲の外に出てみるのも面白い。あまりいくことのない店にも行ってみると新たな発見があるかも。せっかく福岡は天神中州周辺にジャズ喫茶が集まっているので、暇ならめぐってみましょう。学生さん達へ。ではまた。

4/28

 Hank Mobleyすばらしい。繰り返し繰り返し聴いています。飽きることなく。

 Blue Noteのスクリーンセーバーをダウンロードしてきて見ていると、Hank Mobleyの"Workout"が。Wayne Shorterの"Speak No Evil"、Joe Hendersonの"In'N Out"もありました。Blue Noteの名盤を紹介してあったようです。みんなが名盤と呼んでいるものの中には確かに実際によいものが沢山あるようです。スイングジャーナルとかのランキングもあながちバカにできないのか。よいかどうかを実際に見極める耳も必要ですが。

 このHPもとうとう移転してしまいました。理由はCGIが使いにくかったからなのですが、どこを使おうと無料である限りはどこか不本意なところがあります。一応、しばらくはこっちでいきます。これからもよろしく。ではまた。

4/27

 一日に何回傘がひっくり返ったことか。突風で折れることはないまでも。折り畳み傘はもろい。早く、この雨がやんでくれないかと祈っています。黄金の一週間を目の前にして。

 最近はレコードを買うことがめっきり減ってしまいましたがなるだけレコードで欲しいものです。レコードのほうが家にあって絵になるというか。特にSonny Clarkの"Cool Struttin'"のような渋いものは壁にかかっていて何も違和感なさそうな感じです。楽しむべきは音楽であってその容器なんてどうでもいいのかもしれませんが、楽しめるものはなんでも楽しむのがある意味で合理的。Miles Davisの作品にかなり気持ち悪いジャケットがいくつかあったのを記憶していますが、そういうのもアリかもしれない。

 Bobby Timmonsを聴こうと思ったのに結局Barry Harrisを聴いています。Wes Montgomery TrioのCDを返してくれない先輩。早く返して。ではまた。

4/26

 いきなり雨が降り出す。傘をさして自転車に乗っていると、前方から突風が。必死で傘を支える。傘が折れる。

 Bobby Timmonsの"Easy Does It" Hampton Hawesの"Memorial"をかけてみました。聴くのも回数を重ねると徐々に聴き方が変わっていきます。こんなCDだったか、と自分の記憶が怪しくもなります。新しいものを聴くよりもよっぽど新しい発見があるのかもしれない。

 過去のミュージシャン達は偉大です。こっちが聴けるのは彼らの演奏のほんの一部だし、その中のわずかなことしかわからないかもしれませんが、そのわずかなことを広げて大きくしていけたらと思います。ではまた。

4/25

 夕方の涼しさが気持ち良いです。昼間は暑い。汗をかきます。

 あんまり涼しいものでJackie McLeanの"Capuchin Swing"を聴いていました。緑色っぽいジャケットからあたらし目のものに挑戦した作品というイメージが強いもので普段ほとんど聴くことがないのですが、実際中身は至って健全です。ミドルテンポではありますがスタンダードDon't Blame Meをしていたりと、意外と聴きやすい。ちなみにピアノはWalter Bishop Jr.です。

 あれれ?Don't Blame Meだけがピアノトリオだ。なんじゃこりゃ。Jackie McLean入っとらん。Jackie McLeanのリーダー作のはずなのに・・。リーダー作だからリーダーは必ず参加しているという先入観を打ち壊す一枚なのか?アルバム全体としての完成度を考えてのことなのか?僕の持っているCapuchin Swingのデータがおかしいだけなのか?ほんとに、一曲だけピアノトリオです。こんなもんでしょうか。

 'Capuchin Swing'という曲は'Star Eyes'をモチーフに作られたようです。随分雰囲気が違いますが。気になる方、ぜひ聴いてみてください。ではまた。

4/24

 またもやblack berryに。午前6時、帰宅です。途中で同じく中洲にあるTrombone Club、Jump Houseというバーに行きました。同じあたりに数軒集まっているところが中洲っぽい。さすがは歓楽街です。

 随分飲んだので覚えてませんが、Wes Montgomeryの"Boss Guitar"、Art Blakeyの"a Night At the Birdland"をかけてもらったのは覚えています。うおおLou DonaldsonだーClifford Brownだーと思いながら聴いていました。多分。そういうところだけやたら記憶に残っています。

 日曜日は養生の日なので、次の一週間に備えて休みます。あまりに体を酷使しすぎです。今週はちゃんと家でジャズの聴ける一週間にしたい。ではまた。

4/23

 初仕事でした。パーティ会場での演奏。かなり緊張しました。足がプルプル震えてました。ただ一つ救いだったのは手指がちゃんと動いたということです。会場に来ていた人の中には学校の先生もいて、面白かったです。

 結局今日も2時頃までblack berryで飲んでいました。ここ数日の疲れがあるのでなるだけ早めに帰って来るようにしたのですが、それでも現在3時前。"Mal-1"をかけてもらってGigi Gryceのサックスに感激しながら睡魔との格闘を続けていました。ちょうどblack berryで深夜のセッションが始まったところで切り上げてきたのですが、元気だったらもうちょっといたかった。

 今日は結局学校まで休んで。でも貴重な経験でした。時間的にちょっと辛かったですが何とかやりくりできました。やればできるものです。学年があがっても続けられるかもしれません。頑張ってみます。ではまた。

4/22

 ハッピーバースデー。僕じゃないですよ。

 black berryで飲んできました。今日は学校なんですが、もういいや。休みます。

 black berryではLee Morganの"The Rumproller"やJohnny Griffinの"Introducing"がかかってました。他にも多分Wayne Shorterとかがかかってたと思いますが、覚えてません。とりあえず最高の気分でした。

 今日は夕方から用事があるので今のうちに寝ておきます。学校よりも大事なもの。今日だけは。ではまた。

4/21

 なんだこれは。オルガンがはいっとっるじゃないか。Johnny Griffinの"Grab This"というアルバム。Paul Bryantという人らしいですが、知りません。ギターにJoe Passです。

 昨日に引き続き、Johnny Griffinを聴いています。よく考えたらWes Montgomeryの"Full House"も、サックスはグリフィンでした。Chet Bakerと一緒にやってるやつもあった気がします。僕のよく聴く中にそれとなく現れているこの人。まるで一息に全部を吹いているような、音と音のつながった感じが物凄くスウィンギーです。でもそういうところで好き嫌いが分かれてしまうのかも。

 聴きなおせば印象が変わってそうなものが沢山現れてきました。最初はJohnny Griffinが全然わからなかったのですが、今は何とかわかります。色々聴くのも大事ですが、聴いたものを反芻するのも大事ですね。Miles Davisとかももっとよく聴いてみることにします。ではまた。

4/20

 black berryからの帰宅。帰り際に客引きのお兄さんに捕まりそうになって、急いで帰ってきました。中州名物です。

 Johnny Griffinがblack berryでかかっていたので、家に帰ってちょっと聴いてみました。"The Kelly Dancers"という作品があります。どうやらポップスをやった作品らしいのですが、ピアノがBarry Harrisだと知って感激しました。Johnny Griffinという人は随分吹きまくるのですが、サックスの音自体が独特でうねるようなパワフルなソロをとります。Sonny Rollinsに影響を受けているように感じるのは僕だけでしょうか?あやしい。

 そろそろ年金の控除の申請をしないといけません。学生の皆さんは手続きくらいちゃんとしましょう。ではまた。

4/19

 昨日寝すぎて、今日眠くてたまりません。甘やかすのはよくないようです。昼寝禁止です。

 やればできるんじゃないか、Bobby Hutcherson。何でもできる人っぽいんですが、Dexter Gordonの"Gettin' Around"やGrant Greenの"Idle Moments"を聴くと正統派といわれるジャズを理解した上で前衛的な演奏をしているのだと思えてきます。誰でもそうなんでしょう。Herbie Hancockだって若いころはバップのような演奏をしていたとか。

 もう随分暖かくなりました。今からは雨が敵です。今日も朝から雨にやられました。明日は大丈夫だといううわさですが、どうなることやら。ではまた。

4/18

 雨です。鬱陶しい。けど学校は休みなので、これはこれでアリかと。

 ちょっと時間があったのでパソコンのHDDに入っていたLee Morganの"The Rumproller"を聴いていました。同じ一年間に多数のファンキーなアルバムを残しているようで、"The Gigolo"や"Cornbread" "Charisma"とイメージがかぶってしまう感じでした。ちょっと前に"The Sidewinder"が大成功したので、それと同じようなやつを狙ったとも考えられます。

 Lee Morganの作品は同じようなものが何枚もありますが、正直何がうれしいかというと、サイドメンです。Ronnie Mathews、Cedar Walton、Herbie Hancock、Harold Mabernらの微妙に若いころの演奏がそこにあります。同じメンバーで何枚も作ったわけではないようで、一つ一つ微妙にメンバーが違っています。

 今日は昼寝までして、ちょっと贅沢です。もう18時半過ぎ。飯を食って本でも読んで時間割を調べて、ゆっくりと明日に備えようと思います。ではまた。

4/17

 疲れた。

 riversideでセッションがあってました。後輩がずいぶん行ったようで。身内だけで楽しむよりは刺激があっていいことだと思います。

 今日用事が済んでからblack berryに行き、Andrew Hillの"Black Fire"、Charles McPhersonの"Be-Bop Revisited"とPhil Woodsの"Sugan"をかけてもらいました。最初のはなんだか気分がよくなかったので、破滅的な音楽が聴きたくなって勝手にかけてしまいました。反省。でも、ビール飲みながらまったりと過ごせました。安らかな週末です。

 明日レポートを書くことから一週間が始まります。来週末にまったりとした時間を過ごせることを期待して、週末を終えます。ではまた。

4/16

 やっと一週間が終わりました。

 ジャズがほとんど聴けない一週間でした。何とか頑張って時間をとってCharles McPhersonの"Be-Bop Revisited"を聴いていましたが、本当にわずか。悲しい。

 明日、福岡は中州のriversideというバーでジャムセッションがあるそうです。県外のことはよく知りませんが、福岡市内でアマチュアのジャムセッションをやっている店は本当に少なくて、riversideとblack berry、あとたまにnew comboでやっているくらいだと思います。

 福岡市内の大学のジャズ研では以前と比べかなり活発にセッションが行われるようになったと聞きます。そういう世代の人間が社会に出るくらいになったらまたジャズバーでのセッションが活発になってくるんでしょう。期待します。

 セッションで作られる人間関係もなかなか。幼かった僕には勉強になりました。行ったことのない人、特に学生にはぜひ行って欲しいところです。ではまた。

4/15

 病院地区キャンパスでバーベキューしてきました。新入生歓迎の目的です。毎度のことですが、豚肉の炎上に皆苦しんでいました。かといって豚肉を焼かないと網に肉が張り付いて取れなくなるという。油を買っておけという。

 さっさと家に帰って寝るつもりが、Black Berryに2時半くらいまで居座ってしまいました。Horace Silverの"Baghdad Blues"を持っていたので、それをかけてもらいました。そのとき、Junior Cookがやたら話題に。探してみると、リーダー作がありました。よくわからないことが多いですが、探してきいてみるだけの価値はありそうです。

 立て込んだ行事も、これでおしまい。少し気が楽になりました。ゆっくり寝るのは無理っぽいですが、せめて安らかに眠りたいと思います。ではまた。

4/14

 新入生が来ました。変なのが来ました。爽やかな気分で家に帰ってこれるほどの変さでした。まだ、ガイダンス一日目なのに。いきなりあんなにこゆいのが来てもいいものでしょうか。ラクマニノフだったか。急に弾きだしたときには驚きました。これから色々楽しめそうです。

 その彼も「Pat Methenyが大好き」と言っていました。メセニー好きは変わったやつが多いのか。

 来週もまた新入生ガイダンスがあります。別に変なのを期待するわけではありませんが、変わった、面白い部員が沢山入ってくれれば楽しいだろうと思います。楽しいサークル作りを。ではまた。

4/13

 外は雨がぽつりぽつり。春先は天気が崩れやすくて困ります。折り畳み傘を持ってはいるものの、体が少しはぬれてしまうことに変わりはなく。風邪をひくのはごめんです。

 今日はBlack Berryに行ってきました。店でTrue Blueがかかっていたのですが、何のCDか当てることができませんでした。くやしい。Sonny Clarkの"Leapin' and Loapin'"とかに入ってそうだったので、そう思ったら間違いでした。なんだか似たテイストを持っている気がするんですが。という言い訳です。

 明日も朝から学校があります。というか、月から金までいつもそうです。体も徐々に慣れていってます。しばらくこの状態を維持するため、酒は断ちます。ではまた。

4/12

 あああ眠い。ここ数日寝つきが悪く、6時間は寝たのに、実際ちゃんと寝られた感じがしません。眠りが浅いのか。今までがあまりにだらけてたので体がついていかんのでしょう。がんばります。

 先日新入生の勧誘をやってきました。ジャズ研とはまた別のサークルで、こちらも音楽系なのですが、特にジャズと断っているわけでもないのにちょっとしたジャズ聴きが来ました。Pat Methenyとかを聴いているらしく。そして、「特に楽器をやっていなくても大丈夫なので」と断っているにもかかわらず、音楽初心者みたいな人は一人も来ませんでした。微妙です。

 通学路の途中にある焼きたてのメロンパン屋がヒットしています。夕方に通ると行列ができています。福岡は中州〜千代あたりを通る方、一度食べてみてください。おいしいです。ではまた。

4/11

 部活の用事を済ませ、髪を切りに行って帰ってきました。やらなければいけないことを溜めていたので、かなり気がスッとしました。今日できることは今日のうちにやったほうがいいのですが、なんだかんだでうまくいきません。自律しないと。

 Charles Mcphersonをよく聴きます。バックにBarry Harrisが入っているからなのですが、そうでなくても聴き応えがあります。バップ全盛期から時間を経て、バップという音楽も少し形を変えながら成熟していっているように思われます。Charlie Parkerの演奏はコードを守りながらも大変スリリングに展開されますが、それとはまた違った印象を受けます。やわらかいというか。

 明日からまた一週間学校です。新入生も入ってくるので、世話もしないといけません。僕自身もなめられないようしっかり練習しないと。時間を決めてきっちりやっていこうと思います。ではまた。

4/10

 今日は新入生歓迎コンパと追い出しコンパという二つのイベントを一日にこなす強行スケジュールをやってのけました。疲れましたが、ひとまずうまくいったと言えそうです。随分気が楽になりました。

 追い出しコンパで行った店で'Four'が流れていました。Phineas Newborn Jr.によるもので、"The Great Jazz Piano Of Phineas Newborn Jr."に入っているものでした。以前に聴いたときは「あまり曲のイメージに沿ってない」印象が強かったのですが、Fourという曲が次第にスタンダードとして認識できるようになってきました。広く色々聴くことで、今まで聴いてきたものも変わってくるようです。

 今日は飲みを随分控えめにしました。一杯くらいしか飲んでません。普通に料理を食べているだけで胃が痛かったのがちょっと気にかかります。こないだ飲み過ぎたのが尾を引いているみたいです。暫く養生します。ではまた。

4/9

 運のいいことに今日の講義は朝10時からでした。それでも遅刻しましたが・・。

 Bennie GreenがSonny Clarkとやってる作品"Bennie Green"。これかなり好きです。Sonny Clarkの名曲Sonny's Cribをやっていたり。

 一日学校があると家に帰ってから音楽を聴く時間がほとんどありません。少し前にMDプレイヤーを買ったとき、通学中に聴くことを考えましたが、車に轢かれそうになって、やめました。となると、どこか腰を落ち着けて聴くしかないのですが、そんなについでのできる時間は学校ではほとんどありません。時間のマネージメントも能力のうちだと痛感しました。

 これからもっと忙しくなっても音楽をやる時間だけは確保したい。ので、もうちょっと頭を使って能率のよい時間割を考えてみることにします。ではまた。

4/8

 この時期急に忙しくなります。卒業される先輩の追い出し、新入生の歓迎、アルバイト探し。出費もかさみます。イベントごとの参加費に新しいテキスト。きついことだらけですがひと時のこと。我慢です。

 あやうく新しいCDを購入するところでした。でも今使ってしまえばそれがどんなに小さな額でも結構な痛手。譲るわけにはいきません。というわけで注文していた商品はキャンセルしました。めでたしめでたし。Grant Greenの"Green Street"は魅力的ですが、今だけ見送ることに。

 眠い。学校が始まってからろくな睡眠が取れていません。少なくとも今日の夜まではちゃんと寝ることができません。現在2時半。今から寝ても6時半におきなければいけないし、今から風呂に入ったりするので結局寝るのは3時ごろでしょう。あと一日、オラに元気を・・。ではまた。

4/7

 新学期、人の入れ替わりが一番顕著な時期です。僕の所属するサークルもそろそろ新入生が入ってくるころです。結構期待してます。楽しみです。

 去年もそうで今年もそうだと思いますが、ジャズ研に入ってくる人のほとんどがジャズをあまり聴いたことがありません。去年はまず新入部員には色々なジャズを聴かせました。ジャズが何かも知らずにジャズを演奏するなんておかしいと思ったからです。そのときに何を聴かせるかで随分苦心しました。今年もKenny Drew "By Request"に頼ることになりそうです。

 聴きやすいジャズが必ずしもよいとは限りませんが、それがジャズを聴くきっかけとなるのであれば、それがなんであろうが素晴らしいと思います。きっかけは大事。ではまた。

4/6

 久しぶりの学校です。面倒臭い。自転車こいで、一時間も。原付でも欲しいです。バイトが欲しい。

 ドラマーのリーダー作、というのがどのくらいあるかよく知りませんが、とりあえずArt Blakeyが一番沢山出しているんじゃないでしょうか。正直、Art Blakeyを目当てにしてArt Blakeyのリーダー作を聞いているわけではなくて、その周りにいい感じのサイドメンが集まるから聴いているわけですが、Art Blakeyのドラミングも目を離せません。大胆。

 学校があると、一日がとても短く感じます。時間が貴重に思えてきます。やっぱり毎日規則正しく生活してないといけませんね。二日酔いなんて問題外です。完全復活しました。酒はほどほどに。ではまた。

4/5

 結局二日酔いで学校に行けませんでした。夕方18時まで布団の中からほとんど動くことができず、断続的に吐いたり水を飲んだり。動くことはできるようになった今も、頭がいたいのと吐き気がするのとでかなりひどい状態です。

 更新しようと昨日の日記を見てずいぶん驚きました。更新したことは覚えているのですが、こんなこと書いたかなと思うくらい、記憶が曖昧です。更新したときが、酔い具合で言えば最悪のときだったと思います。内容もずいぶんあほなこと書いてましたね。花見酒に興じるのも程々に。

 こういう気分の優れない時はJackie McLeanとか、Lou Donaldsonとか聴くとなんとなく気が楽になります。新しい感じのものはご法度です。もうちょっと休んで、明日はちゃんと学校に行けるようにします。ではまた。

4/4

 明日、って言うか今日学校です。今4時。何より、何でこんな時間に更新してるんだって話。

 今日花見に行ってきました。相当量飲みました。めでたしめでたし。ジャズといえば酒でしょう。アル中万歳。とまではいきませんが。尊敬するジャズミュージシャンの多くがそうみたいなので。とりあえずそうだということに。

 もうちょっとまじめに今日学校だということを考えておけばよかったと後悔しています。3時間寝じゃ結構やばい。といいうまもなく寝ます。ではまた。

4/3

 難しい。ジャズ。響きの軽さ、重さ。ただの音じゃない。おとひとつにこめるものがあまりにも大きい。どんな音楽でもそうかもしれませんが。

 福岡にはギタリストが妙に多い。本当に多いです。管楽器がほとんどいない一方の、この多さ。ピアニストも結構いるみたいですが。東京にいけばたくさんいるんでしょう。そこがうらやましくてなりません。こんなに少なかったら楽器全体としてのレベルも下がってしまうと思うのです。ギター3人でトリオとか。ありえませんよ。今日の部室での話です。

 関係ないですが、やっぱKenny Burrellはかっこいいです。独特の後味。ではまた。

4/2

 こいつはホンモノだ!という意味の"real mccoy"と掛けたと思われる作品"The Real McCoy"。聴いてみると「こいつはホンモノだ!」と思います。アルバムのタイトルは誰が考えているんだろう。本人でしょうか。にしては随分すごいこと言ってます。

 "The Real McCoy"では4曲目のバラッド"Search for Peace"がとても好きです。はっとさせられるというか、この4度の響き?が溢れる作品の中でこういう美しい演奏ができるものなのだと驚きます。John Coltraneの"Naima"を聴いたときと似た印象です。どこか音の響きは新しいんだけれど、透明感のある美しさというか、綺麗といっても色々あるのだなと思わせられます。

 この頃のマッコイの演奏が一番すきです。新しくなってくるとなんだかピアノの音が嫌になってきます。録音によるのかもしれませんが。でも、録音にかかわらず、いい演奏はやっぱりいいです。年月を経て演奏そのものが変わってしまったんだと思うことにします。

 去年Blue NoteにGeorge MrazやLewis Nashと来てました。Oscar Petersonを聴きに行った僕はもう行く余裕がなくていけませんでした。Lewis Nashがtrombone clubに遊びに来たらしく、友達が「セッションしてもらった〜サインももらった〜」と喜んでたのを覚えています。激しく嫉妬。今度来たときこそは、必ず。ではまた。

4/1

 Art Farmerの渋い演奏がヒットしています。僕の中で。華のない演奏が淡々と進むのに、聴き入らずにいられない。ピアノで言えばBarry Harrisとか、そんな感じでしょうか。こういうのをいぶし銀って言うんでしょうね。

 Art Farmerは意外とサイドメンとしてよく起用されています。地味な演奏がそうさせるのでしょうか。Sonny Clarkの"Cool Struttin'"、Clifford Jordanの"Cliff Claft"など。

 今日は4月1日。四月バカとかいうらしいです。でも実際、日本でどのくらい通っているのか。むしろ人に嘘をついてバカを見た人のほうが多いんじゃないか。だから四月バカなのか。僕は嘘は尽きません。ではまた。