ジャズ

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あけましておめでとうございます。

Duke EllingtonとBilly Strayhornのピアノデュオ作があります。"Piano Duet: Great Times!"というアルバムなのですが、これがまたすばらしい。両人ともその素晴らしい楽曲の数々は知られるところなのですが、Duke Ellingtonにしても、いささかビッグバンドの人、というイメージが先行し、演奏そのものに耳を向けられない傾向にあるように思います。このアルバ ムは二人のピアノデュオに他のリズムセクションを加えたもので、アルバムとしては少し格調高い、難しい印象を与えるものではありますが、この年代にすでに このような音楽が作られていたのか、と思うと痛快です。楽曲中にも聞かれるような独特のコードワークも面白い。また、Duke Ellingtonの作り出す強烈なリズムも魅力的です。

今年もよろしくお願いします。ではまた。

11/24

今 日もAhmad Jamalですが、今日は"Poinciana"というアルバムを聴いています。これはRay CrawfordとIsrael Crosby(もしくはEddie Calhoun)によるギタートリオですが、これは非常に良いです。Vernell Fournierの入った、ピアノの和音に非常に重きを置いたトリオと比較して、ピアノ、特にAhmad Jamalの左手がリズムの要となって響いてきます。Ray Crawfordは押しの強い演奏をするギタリストではありませんが、バランスよく音を組み立てる、ここでは良きサイドメンです。

Ahmad Jamalバンドはまた、Israel Crosbyを聴くことのできる貴重な録音を多数残している点が魅力です。若くして亡くなったIsrael Crosbyはあまり色んなミュージシャンとの録音を残していません。しかしながら、Ahmad Jamal Trioでは節々に各パートの響きを重視した構成を織り交ぜてくるため、Israel Crosby自身の演奏が活きる録音を多数残す結果となっています。動画としても残っていますので、そちらもお勧めします。

もうしばらくはAhmad Jamalばかり聴くことになりそうです。ではまた。

11/22

11月20日はギタリスト菅野義孝さんをゲストに迎えての「ジャズギター虎の穴」でした。どちらかというと演奏を肴にした宴会のようになってましたが、こういう趣のものもありだなと思いました。

Ahmad Jamalの"Alhambra"はフランスでのコンサート録音のなんだそうですが、Israel Crosby、Vernell Fournierともに冴えわたっており、非常にいいアルバムだと思います。なんといっても、Ahmad Jamalの演奏の醍醐味は静けさの中に突如火山でも噴火したかのように感じさせる、豊かなダイナミクスだと思います。テーマを提示しバンドを誘導する手 法も非常に新鮮で興味深いものですが、音そのものの表現の幅とその絶妙なリズムが実に自由自在、音楽を作る作業を目の当たりにするような面白いステージを 作ります。比較的新しいアルバムで、"In Search of the Momentum"はJames Cammack、Idris Muhammadを加えてのトリオですが、こちらはさらにそれを発展させたような演奏です。とはいえ、Ahmad Jamalの演奏は理解しやすい音楽かというと難しいところで、古いアルバムの方が馴染みやすい人が多いのだろうと思います。

"Jamalca"というアルバムも聴いてみましたが、これはジャズファンクみたいなアルバムでした。Ahmad Jamalに限らずですが、みんなこういうのを一度やってみたかったのでしょうか。ではまた。

11/5

鹿児島に行ったついでにジャズの店に少し寄ってきました。明日の地図、門、dufftownというお店に行ってみたのですが、詳細はリンクの項に追加してあります。鹿児島はここ数年でジャズのお店が大分減ったんだそうです。これはどの地域も一緒みたいですね。

Frank Hewittの新作"Salience"を買いましたが、内容は"We Love You"と重複している部分がたくさんありました。新たにリリースされた録音は4曲分で、後の5曲は"We Love You"と重複しています。Blue Noteレーベルでよくある、Additional trackのためにそのアルバムをもう一度買ってしまう減少と比べたらまだましですが、リリースされていない録音が残り少なくなってきたということでしょ うか?ちょっと残念です。このアルバムは全曲Ari RolandとJimmyLovelaceによるトリオです。

九州圏内でまだ全く回っていないのは佐賀、北九州です。他にも中心街から離れたお店はたくさんあるかもしれませんが、実際問題行くのは厳しいところです。ではまた。

10/25

リ ンクに福岡市内のジャズに関連のある店舗を追加していっています。福岡は、お世辞にもジャズの層が厚いと言えるような都市ではありませんが、都市が程よく 小さい分、どこに行くにも手軽です。空港から中心街まで10分そこそこなので、外から遊びに来る分にも良いのではないでしょうか。

Booker Ervinの"The Book Cooks"というアルバムがありますが、これは面白いアルバムでした。ピアノにTommy Flanaganが参加しているのですが、いつもの演奏と少し違います。具体的に言うと、いつものまっすぐな音楽の組み立て方を崩した部分が目立ち、知ら ずに聞くとTommy Flanaganとわかりません。Tommy Flanaganは初レコーディングが26歳の時で1956年ということなので、この録音時、30歳ということになります。既に懐が深いのか、周囲の影響 が色濃いのか、気になるところです。トランペットはTommy Turrentine、ベースにはGeorge Tucker、ドラムはDanny Richmondが参加しています。テナーにZoot Simsとあったのがまた驚きでしたが、先入観のせいでしょうか。

そ れにしてもTommy Flanagan、調べただけでも初レコーディングから30歳までにかなりの量のサイドメン参加を果たしています。初リーダー作である "Overseas"の録音までに40回ものレコーディングを果たし、この間およそ1年半。予定にぎっしりライブがつまり、2週に1回くらいはレコーディ ング、という感じでしょうか。録音をコンプリートするのは困難です。

Norman Simmonsのアルバムを数枚買ってみたので、また追々レビューします。掲示板にトピックスをいくつか挙げていますので、コメントお願いします。ではまた。

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